2020年7月8日水曜日

モンゴル帝国と中国の歴史の類似|ペストと蝗害



アメリカの小説家マーク・トウェインは「歴史は同じようには繰り返さないが、韻を踏む。(The past does not repeat itself, but it rhymes.)」という言葉を残しました



歴史を見るとまったく同じとはなりませんが、類似した現象が現れる時があります

今回の武漢肺炎のパンデミックや、バッタの害・蝗害、そして中国の脅威はかつてあった出来事をなぞるように起こっています

それがかつてのモンゴル帝国の歴史と韻を踏むように起こっています

中国では最近でも内モンゴルでペストが発生したと言われています

何度か起こっている事なので不思議ではないですが、しっかりと感染予防をしていただくように願います

かつてモンゴル帝国が猛威を振るった時代には、ペストがヨーロッパでも猛威を振るいました

もともと中国の雲南省あたりにいたネズミやノミから、モンゴル軍にペストが感染して広まったと言われています

それがモンゴル軍の侵略と共に各地にウイルスが広まって、中世のヨーロッパにも大ダメージを与えました

現代の武漢肺炎についても、そのウイルスは、実は、雲南省の洞窟に住むコウモリの持っていたものだと分かってきています

雲南省の銅鉱山の廃坑でコウモリの糞を清掃していた作業員が感染して亡くなる出来事があり、そのウイルスを武漢ウイルス研究所に持ち込んだことが分かっています

その時のウイルスと武漢肺炎のウイルスとは、遺伝子調査で96.2%も同一だったと明らかにされています

これは他のウイルスと比べても武漢肺炎にもっとも近いものであり、武漢肺炎はこのウイルスをもとにして開発されたウイルス兵器である可能性が高いでしょう

つまり今回のパンデミックのもとも、雲南省からあらわれたウイルスによるものだったと考えられます

ペストはモンゴル帝国の世界侵略とシルクロードと共に各国に広まっていったわけですが、武漢肺炎も中国の現代版シルクロード・一帯一路構想やグローバリズムを背景にして世界に広まっていきました

そして現代でも新型コロナウイルスのパンデミックと共に、アフリカや中東からパキスタン、インドに渡ってサバクトビバッタの被害が出ています

さらに中国でも東北部や南部でもバッタが大量発生し、洪水とともに農作物に打撃を与えています

その他にも、穀物の輸入大国であるアルゼンチンにも大量のバッタが飛来していると言われ、今後さらにブラジルにも拡散する恐れもあり、両国の農作物に大きな被害をもたらせば、世界的な穀物不足を起こしてしまうでしょう

このように今世界では、武漢ウイルスのパンデミックと共に、バッタの被害が世界で起こっています

ペストが流行した中世においても、バッタの被害が深刻だったたといわれています

バッタがアフリカから地中海沿岸に大発生し、さらにアジア大陸を覆い大凶作となったと言われています

まさにいまサバクトビバッタの被害で食料危機が起こるのと類似した出来事が起こっていました

くわえてイタリアでは火山の大噴火と地震が発生し、中国でも大地震に見舞われたといわれます

こうした食糧事情の問題が、人々の栄養状態を悪化させ、ペストによって多くの被害を出す原因ともなったと言われています

まさに現代でも同様な事が起こりつつあるように思われます

今回の武漢肺炎の危機は、これで終わりではなく、日本でも第二波、第三波と襲ってくる可能性が高いでしょう

さらに世界的に大不況に突入し、恐慌と呼ばれる状態になるかも知れません

かつてモンゴル帝国が世界を席巻した時のように、現代でも災厄が世界を覆っていくのではないかと危惧しています

関連記事



1 件のコメント:

  1. 中国共産党は欲望の固まりみたいになって、世界中を支配していると勘違いしていますね。今のところ世の中は、悪い人はわかりやすくなりましたね。言っいる言葉だけに惑わされる人は、今後は減って、人情ある愛情ある行動を人々は見ていますよね。個人でも、会社でも、国でも、ウソをついているとわかりますので、愛ある行動を心がけたいですね!

    返信削除