2020年7月9日木曜日

東京都の感染者数224人は何を意味するか



東京で今日新たに224人の感染者が見つかりました



これは都としては1日あたり最多となる数値です

おそらく数の多さにショックを受けた方もいらっしゃるでしょう

感染者数が増加した事については、検査数が増えたからだと都知事などは説明をしています

積極的に検査をしているから、感染者が多く見つかっているという主張です

噂では新宿などでは陽性になったら見舞金として10万円うけとれるので、ある業種の従業員の間でウイルスを移し合っているというような話まであります

まあ嘘だとは思いますが、そんな話まで出回っていました

今は積極的に検査をしているというのは、逆に言えば、いままで検査を抑える事で、感染者の数値を低く抑えてきたとも言えます

都知事選も終わりましたので、検査を進めていって増えているのかも知れません

以前も五輪開催が延期となってから、感染者が増えるという事もありました

ですので都や国が検査数を抑える事で、感染者数を操作しているという疑念もあって、国民の間にも疑心暗鬼で不安になるところもあるかと思われます

今のところ重症者はそれほど出ていないという事で、医療崩壊にはまだなる傾向にないのは幸いだと思います

いままた感染者が増えつつあるように思えますが、これは第二波が来ているのではないか?と考えもあるかと思います

ですが実際にはこの数値の意味は、第一波がまだ終わっておらず、収束に失敗したとも取れます

つまり今は第二波なのではなく、第一波が収束せずにズルズルと続いている状況にあります

過去のパンデミックの例からすると、第二波はウイルスの変異が見られ、より強毒化したり、感染力を強めて襲ってくる可能性が高いです

アメリカなどでは収束せずに再度感染拡大が起こっておりますが、それは封鎖を解いて経済再開を進めたからだけでなく、ウイルスが変異してより感染力を高めている可能性があると思われます

今後はこうした変異したウイルスが日本に上陸し、第二波を引き起こす恐れがあります

恐れがあるというよりも、ほぼ不可避で第二波は発生すると思っておいた方がいいでしょう

その時に医療崩壊を起こさず、どれだけ感染の急増を起こさずに抑えていけるかが重要です

今回の224人という数値の意味は、第二波の襲来というよりも、第一波が完全に終わらずに、ぶり返している状況にあると考えられます

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1 件のコメント:

  1. こちらのブログでは以前より増えたり減ったりを繰り返すでしょうと述べられていたので、その通りになっているのだと冷静に受け止められています。
    どうもありがとうございます。

    毒性や感染力を増した第二波は不可避とのことですので、気を緩めず備えを万全にしていきたいと思います。

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