2019年10月23日水曜日

なぜ天皇は尊いのか?


ここで根本に立ち返って考えてみたいと思います

なぜ天皇陛下は尊い存在として日本国民から敬われるのでしょう?



その根源には何があるでしょうか?

それは天皇陛下とは天照大神のご子孫であり、日本の国を統べるよう神託された存在だからではないでしょうか

昨日の即位礼正殿の儀にも三種の神器が天皇陛下の両脇に置かれ、話題となっていました

この三種の神器とは、天照大神が子孫のニニギノミコトを天孫降臨させ、この日本の地を治めさせるために降ろされた時に持たされた、正統性の証でもあります

皇室では神話の時代より、この三種の神器を受け継ぎ、継承してきました

現代では天孫降臨などの神話の記述を迷信とし、信じない人も増えてきたでしょう

天孫降臨の話しも、天皇陛下を神聖化するための作り話だと考える人も増えています

そのように現代人の懐疑的な思考や、唯物論的な考えが、皇室の尊さを見失わせている要因だと思います

残念ながら、保守と言われる方の中にも、神話部分などは迷信のように思っている人もいるでしょう

天照大神の子孫である天皇陛下が、国民の安寧を祈られることで、その祈りは日本の神々に通じていると信じます

人間とは物質だけで出来た機械のようなものではなく、歴史を受け継いで誕生してきた、目に見えぬ精神を宿した存在です

目に見えぬものの価値を信じてこそ、私たちは天皇陛下のなされる祭祀に意味を感じ、尊さを感じます

存在を証明できないものを信じる者が少なくなるほど、皇室への尊崇の念も失われ、日本の危機も近づいてくるでしょう

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