2020年9月30日水曜日

トランプ氏とバイデン氏のTV討論会の行方



アメリカでトランプ大統領と民主党候補者バイデン氏との初となるテレビ討論会が行われました

この討論会が行われる前に、米紙ニューヨーク・タイムズがトランプ大統領は所得税を僅か8万円くらいしか払わなかった時が数年あると記事にしました

これを受けて相手側のバイデン氏は自分の納税証明書を討論会前に公表するというパフォーマンスを行っています

NYタイムスの記事は、テレビ討論会を見越して、バイデン氏を援護射撃するために時期を決めて公表したようにも思えます

討論会でもバイデン氏が税金の事で厳しくトランプ氏を批判し「納税申告書を公開しろ。教師の納税額よりも少ない」と迫り「the worst president(最悪の大統領だ)!」と声をあげていました

他にも冒頭では武漢肺炎についてバイデンがトランプ大統領の認識が甘かったことを指摘ししています

たしかにアメリカでは20万人の方が亡くなり相当な被害が出ており、これは現役にとっては不利になりますので、この点はトランプ氏は弱い所でしょう

ただ、トランプ大統領は早い段階から中国からの入国規制をしたのに対して、民主党はむしろそれを差別のように批判していました

トランプ大統領の方は、もう数週間もすればワクチンが開発できるとして反論をしています

そして討論会ではトランプ氏がバイデン候補に噛みついて、議論に持ち込もうとするのですが、バイデン氏はトランプ大統領を相手にせずカメラに向き、国民に向かって訴える姿勢を見せます

これはかつてのケネディ大統領のやり方を真似たのかなとも感じました

トランプ氏もバイデン氏が副大統領の在任中、次男ハンター氏が中国やウクライナでビジネス関係を持って大儲けしていたことを突っ込んでいます

今回の討論会はNYタイムスの援護射撃(税金問題)もあって五分五分かなという印象を受けます

一つ疑われているのは、バイデン氏はトランプ側が薬物検査やイヤホンをしていないかの検査を受けるように提案したのに対して、これを拒否していると伝えられています

これはバイデン氏が民主党の代表選などでの討論会において、日によってだいぶパフォーマンスが違ってきているため、薬物の使用やワイヤレスイヤホンで何を話すか指示されているのではないと疑われているものです

誰かが裏で何を言うべきかワイヤレスイヤホンで指示していれば、バイデン氏はちゃんと言ってのけているように見えます

「ひょっとしてこういうインチキをしているんじゃないの?」と疑われているわけですね

バイデン氏は言い間違いも多く、認知症を疑われていますので、こうした噂が囁かれている方でもあります

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1 件のコメント:

  1. バイデン氏がイヤホンをしていないかの検査を拒否した点はあやしいですね。次回検査受けたとして議論がボロボロになったらトランプの勝ちですね。

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