文在寅が狙う禁断の手

韓国では文大統領が指名した曺国（チョ・グク）が辞任することになり、文氏にとって痛手となりました



曺国は任命前から様々な疑惑が取りざたされ、タマネギ男と揶揄されましたが、文在寅が検察改革のために強引に任命していました

これに対して韓国内で大規模なデモが起こって、１００万人を超える規模の保守系のデモで、曺国の辞任を求める声が上がっていました

そうした混乱も受けて、曺国は一か月ほどで辞任することとなっています

発足当時は支持率８０％もあった文政権ですが、いまは支持が４１％ほどしかなく、不支持が５６％にまであがっているようです

就任前から疑惑のあった曺国を強引に就任したのは、検察の改革をしたかったためで、文在寅の師匠に当たる盧武鉉は、調査中に自殺するなど、文はそうとう検察に恨みを持っていたでしょう

そして自分自身も退任後には検察によって捕まることを恐れているのだと思います

しかしそうして強引に任命した曺国も、はやくも辞任することとなっています

文在寅は打つ手打つ手がどれも行き詰まり、窮地に立たされています

経済政策でも、人気取りのために最低賃金を大幅に引き上げたことで、雇用が減ってしまい、失業者が増えてしまって、景気が悪くなっています

北朝鮮と融和政策を取っていこうと狙っていますが、米国からの抑止もあり、これもうまく行かずに、北からはウソつき呼ばわりされています

日本に対しても徴用工などで賠償を求め、お金をせしめたいと狙っていましたが、こちらもうまく行かずに立ち往生しています

親北で反米的なやり方から、アメリカからも不信感を持たれ、こちらも国内の保守から厳しい批判にさらされる結果となています

このように打つ手がどれもこれも行き詰まっていて、失敗続きでもうどうしようもないような状況です

おそらくこのまま大統領を辞任していくか弾劾で失職されたら、そうとう厳しい未来が待っているでしょう

韓国では歴代大統領が辞めてから次々と厳しい状況になっています

暗殺されたり、海外逃亡したり、自殺したり、起訴された元大統領も四人います

本人が捕まらなくても、息子が収賄などで捕まった大統領もいます

おそらく文在寅も大統領の座を降りたなら、かなり厳しいことになるでしょう

日本では総理大臣は就任中は厳しい批判にさらされますが、辞めるとたいていは批判もほとんどやんで、それで済むものです

それは総理はとても重要なポストにあり、国の未来を左右する存在であるため、厳しい目で見られるからです

辞めてしまうとだたの政治家や一般人にもどるため、日本では追及は和らいでいきます

しかし韓国では大統領の座を降りると、逮捕される事も多く、追及は厳しいのです

それは恨みの気持ちが強く、容易に忘れない国民性も関係しているでしょう

文在寅ははたしてこのまま何もできずに終わるのでしょうか

それとも起死回生の次の一手を打ってくるでしょうか

彼の打つ手としたら、反日感情を利用した支持率上昇を狙うくらいでしょう

以前には日本の自衛隊機に向けて、管制レーダーを照射する事件が起こりました

おそらくはもっと過激な行動に出る可能性があります

たとえば自衛隊機に実弾射撃をしてくるなどが考えられます

韓国の憲法には緊急命令制度：第76条や戒厳制度：第77条などがあって、非常時には大統領が法律のような命令を出せたり、言論やデモなどを統制する権限を持ったりできます

一種の交戦状態を作って、非常事態という事で国内を掌握するという手に出る可能性があると思われます

普通であればそこまではしないだろうと思われますが、いざとなったらそこまで仕出かす人物のように見えます

そうならないことを願いますが、文在寅はそこまで足を踏み込んでしまう可能性のある人物であると思っていた方がよいと思います