日本で武漢肺炎の感染拡大が続いており、政府が緊急事態宣言を出すかどうか議論がされています
緊急事態宣言を行うと、知事が自粛を要請できるのとになりますが、すでに北海道でも知事による自粛要請がありましたし、東京や大阪でも自粛を要請しています
これはすでに緊急事態宣言に相応する事態になっているという事でしょう
ただ、政府が正式に出すと、経済の悪影響があるなどで、出すのを躊躇しているのだと思います
しかし、海外の感染拡大を見ても、当初は甘く見ていて、移動制限などの措置が遅れた地域で感染の爆発が起こっています
当初から厳しい規制を設けて、ロックダウンしていたような地域では、感染の拡大は防がれています
ですので、緊急事態宣言は早めに出しておいて、早期の事態の収束を狙うべきだったと思います
このままであれば、感染爆発が起こって、手の付けられない状態になってからようやく緊急事態宣言がなされることになります
それではすでに意味が少なくなってしまうのではないでしょうか
過去の事例ではスペイン風邪のパンデミックがあります
当時のアメリカでも感染の拡大が起こったのですが、セントルイスでは市長が早期から緊急事態宣言を出ました
当時はまだスペイン風邪の危険性が分からず、商売をされている人を中心に、市長の決断に大反対が起こります
しかし当時の市長は、人々からの反対を押し切って、英断を下したわけです
その結果、セントルイスでは劇的に死亡率を減らすことが出来ました
一方で、経済的な損失を恐れて、緊急事態宣言を出すのを躊躇したフィラデルフィアでは感染爆発が起き、セントルイスの倍以上の致死率になってしまいました
集会規制・移動規制は初期に行う事が重要だという教訓です
日本では全校休校をしたり、自粛を求める形で、一部は早めに規制している所はありました
そのため感染拡大を抑えられてきた面はあるでしょう
ですが、感染は拡大傾向にあるわけですから、さらに進んだ対応をしていかなければならない段階に来ているでしょう
緊急事態宣言を出して、さらなる自粛を求めていくべきです
また同法律では自粛の要請しか出来ないことになっていますので、さらなる強硬な対処が出来るようにすべきだと思います
海外では勝手に出歩くと罰金が科されたりします
日本人は基本的に従順で、要請に従う人が多いと思いますが、一部に従わない人も出てくると思いますので、そうした人への何らかの対応を検討しておく必要があります
第1波封じ込めに失敗した結果の第2波。
返信削除感染爆発は必至なので、もう外出しないことしか選択肢はないです。
人の命か経済か、ですか。
生きてさえいれば何とでもなりますよね!
海外での緊急事態宣言と日本での緊急事態宣言では拘束力が全く違います。
返信削除ロックダウンしても協力要請しかできません。罰則規定がない。
日本で今、宣言したところで効果を期待できるのでしょうか?
海外でさえ感染を抑えることが出来ていないのに。
個人はエゴで買い占めに執着、国はエゴで金融経済に執着。国民の健康なしでは、日本経済は成り立たないのに。健康も経済も両方欲しくて一人ジタバタしているのが今の日本政府の姿ですね。
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