2020年6月4日木曜日

天安門事件と米国黒人デモ|中国の攻撃手法


今日6月4日は六四天安門事件の起こった日です



31年前に中国で学生らを中心に民主化デモが活発化したのですが、中国共産党によって軍事鎮圧され、多くの中国人の若者らが亡くなった悲惨な事件です

犠牲者の数は中共が今でも隠しており、正確な数値は分からず、諸説ありますが数万人が武力鎮圧で亡くなられたとも言われます

この天安門事件を追悼するための集会が、毎年香港で行われていたのですが、今年は香港警察が許可を出しませんでした

理由はコロナウイルスのせいとされていますが、30年間で初めてで、香港の自治が後退したものと言えます

中国共産党にとっては、この六四天安門事件で大きな集会をされたり、デモ活動をされることが気がかりだったでしょう

大規模なデモになり、世界から注目されるようになれば、中共にとって自分たちの悪事がクローズアップされ不利だからです

香港の民主化デモが活発化している時にあって、この六四天安門の日は何としても世界から注目されたくないと願っていたはずです

そんな中国共産党の願いが叶ったかのように、アメリカでは黒人の暴動事件が起こっています

先日も取り上げましたように、アメリカで警官による行為で亡くなられた黒人がいて、その死を不当として暴動が活発化しています

アメリカではデモが暴徒化して、施設を焼き討ちしたり、お店の破壊と強奪が起こっています

そうした事からトランプ大統領も強硬手段を取らざるを得なくなっています

これを一番に喜んでいるのは、中国共産党でしょう

何故ならアメリカも過激なデモ隊を武力で鎮圧していると見せ、自分たちが香港のデモを鎮圧しているのも批判を避けられるでしょう

「自分たちもしているのに人の事を批判できるか」と言ったところだと思います

偶然にしては何とも中国共産党に都合よくアメリカでデモが過激化しています

これについては裏で中国共産党が糸を引いているのではないかと以前にも指摘しています

中共は民間人を装って相手を攻撃するのを得意とします

尖閣諸島周辺の海域で、中国の漁船が日本の海上保安庁の船に衝突した事件もありましたが、それを実行したのは民間の漁民を装ってはいますが、実態は中国共産党の民兵でしょう

また日中戦争の時にも便衣兵といって、民間人に装った中国の兵士が、ゲリラ的に日本兵に襲うという事がありました

本当は国際法でも禁止されている行為で、そうすると民間人か兵士かの区別がつかなくなり、民間人に犠牲者が出てしまうため、そうした行為は文明国では禁止されているのです

しかし中国はこのような民間と軍人の境界をあいまいにした攻撃が得意で、昔からそうした事をしています

ちなみに戦時中に日本兵が便衣兵を銃殺したものを、「日本兵は民間の中国人を虐殺した」と中共はプロパガンダに利用したりしているわけです

このように過去から中国のやり方は、民間人を装って相手を混乱させるのが得意であり、プロパガンダも得意としています

そう考えれば中共に都合よく起こった今回のアメリカの黒人デモは、裏で彼らが糸を引いている可能性は高いと思います

関連記事



4 件のコメント:

  1. >何故ならアメリカも過激なデモ隊を武力で鎮圧していると見せ、自分たちが香港のデモを鎮圧しているのも批判を避けられるでしょう
    >「自分たちもしているのに人の事を批判できるか」と言ったところだと思います

    この理屈に言い返せない日本人が多そうです。
    私もこちらで学ぶ以前はそうでした。

    一見同じ行為に見えても、その先に光があるか闇があるかで違うということに多くの人に気付いてほしいです。

    返信削除
  2. 中国共産党は加害者ですが、被害者になりすますと言うことですね!それを鈍感な人たちは信じてしまうというやり方なんですね。国が仕組んでいますから、一般の私達はだまされやすいですね。多勢に無勢で、私達は流されやすいっと言う心理も利用してますね。手強いですね。アメリカのデモ隊も雇われと聞きますし、きっかけを作ったポリスも、もしかしたら中国共産党に買収されていたとかでしょうか…。トランプ大統領に力になれる事は私達になにか出来る事はないでしょうか?

    返信削除
  3. ☆本当に、いつも勉強になる記事を、ありがとうございます。(光を目指している)世界の国々の人にも、是非読んでもらいたいブログです。

    返信削除
  4. 中国共産党頼むから崩壊して下さい。
    お願い致します。

    返信削除