2020年4月3日金曜日

中国が救世主に⁉米国で高まる中国批判


アメリカの情報機関が、「中国は新型コロナウイルスの死者数などの統計を実際より少なく報告している」という機密報告書をまとめたとブルームバーグの報道がありました



これをうけて中国政府は猛反発し、同国報道官は「アメリカの一部の人間が自分たちの不利な状況に対応するための言い訳とスケープゴートを探している」と非難しました

トランプ大統領は会見で、報告書について「受け取っていない」と述べましたが、中国が発表している人数については「少し、少ないように見える」と語り冷静な立場を取っています

一方で、アメリカ国内では、武漢肺炎の責任を中国政府に求める動きが高まっています

民間でも中国に武漢肺炎による被害の賠償を中国政府にさせるように、著名活動も活発に行われています

米国国会でも、諸外国での被害に対する賠償金を、中国政府に求める決議案が提出されています

アメリカ内で中国政府への批判が高まったのは、そもそも発生当初に中国政府が隠ぺい工作に走り、結果的に感染を拡大させてしまった事への批判があります

さらにここにきて、先日紹介しましたように、中国の報道官が、ウイルスはアメリカ軍が持ち込んだというデマを一方的に流し、責任をアメリカに押し付けようとしている態度から、さらに米国内での反発が高まっています

もうひとつは、中国が最近は、イタリアに医師を派遣するなど、まるで救世主のようにふるまって見せている所にもあります

以前には感染を広めてしまった加害国であり、最大の被害をうけた中国が、いつのまにか世界を救う救世主のようにたち振る舞っている事です

かつて日本の漫画で、実写映画にもなった『20世紀少年』という作品では、世紀末にウイルスをばら撒いた者たちが、逆に世界の救世主のように担ぎ上げられるというストーリーとなっていました

いまの中国をみていると、まるで漫画のストーリーが現実に現れたかのようです

自分たちのミスで世界中にウイルスをばら撒いてしまっていながら、いまでは世界を救うヒーローを演じているかのようです

マイケル・ソボリク氏は中国が「放火犯と消防夫の両方の役割を果たしている」と批判しています

中国共産党政権は新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行の感染症)に関して、放火犯と消防夫の両方の役割を果たしている。武漢でのウイルス発生に対しては、隠蔽工作を図り、その拡散をあおって、大感染の火をつけた。そしてその後はその責任を隠して、今度は感染の被害を受けた諸国を助けるふりをして、消火にあたる、というわけだ。アメリカの官民も国際社会も、こんな欺瞞を許してはならない。

このように中国政府を激しく批判しています

さらにジム・バンクス下院議員(共和党)は、中国に賠償金を支払わせる具体的な方法まで語っています

ひとつには、中国政府が保有する米国債の一部を放棄させる方法

もう一つは、中国からの輸入品に新たな関税をかけて、「コロナウイルス犠牲者賠償基金」を設けさせる方法などを提言しています

それだけ中国政府に対して厳しい意見がアメリカで高まっているという事です

中国政府は救世主などではなく、世界に多大なる被害をもたらした加害者であることを自覚しないといけないでしょう

一方で日本の二階幹事長は、中国からのマスクなどの支援に対して「生涯かけて、頂戴したご厚意に応えていかなければいけない」「われわれだけでなく、子々孫々に伝えていかなければならない」などと述べ、感染拡大が収束した際には「お礼のための中国訪問をしたい」と述べています

ちなみに日本でマスク不足が起こっているは、中国で生産している工場が、日本への出荷を政府命令で止めているためです

実際には日系の工場が現地で大量に生産していても、日本など外国への出荷が中国政府によって止められているため、日本でもマスク不足が続いています

中国政府は意図的に海外でマスク不足にさせておいて、援助するように見せかけて恩に着せておりますが、実際には日本企業が現地で製造した品が、押収され、一部が流れてきているに過ぎません

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4 件のコメント:

  1. アメリカ共和党の中国に毅然とした対応は素晴らしいですね。この時期に大統領が民主党だったらと思うとゾッとします。
    今度の米民主党最有力大統領候補のジョー・バイデン氏の息子は、中国共産党が新疆ウイグルの住民を監視するために使用するスパイシステムに投資しています。
    米民主党はチャイナマネーとズブズブです。

    1世帯2枚布マスクなどしか対応しない、何かに脅されているのか尻込みを何故総理や日本政府はするのですかね?

    緊急事態宣言をぐずぐずしてる間に東京に住んでいた人や若者は実家や他の県、地元に帰省し
    全国中にウイルスばら蒔く羽目になりました。
    総理や政府は国民を守る政策を渋っていますが裏の権力者のような人達に経済優先との脅しを受けているのでしょうか?

    日本国民(身内)に各自自己責任や我慢を強いてばかりで、外国や中国共和党(他人)に外面ばかり良くてモラハラ政府ですよ…。
    トップがちゃんと緊急事態宣言などを打ち出してくれないと個人個人の責任として放ったらかしでは日本国民の精神的負担は半端ではないです。自己責任は大事ですが気をつけていてもどうにもならない事も起こり人間関係のトラブルの元にもなります。
    このままじゃ日本人は滅びます。

    今回の武漢ウイルスのせいで
    沢山の人が感染し亡くなり
    いくらマスク独占してそれで恩を売っても
    チャイナマネーが欲しくて仲良くする国の政治家以外の全世界の一般国民は中国共産党に怒りや恨みを募らせるでしょうね…。

    今日は6歳の東京の子供がコロナで重症化してるとのニュースがありました。

    こんな殺人ウイルス撒き散らした強大で恐ろしい自分勝手な中国共産党が消滅するには、神様やお釈迦様の天罰(ノアの方舟のような洪水の天罰)にならないと
    暴走を止められないのではないのかと思ってしまいます…。

    芸能界を牛耳る在日団体が俳優やアーティストを使って、このコロナでの自粛要請に対して、政府が補償しろと騒いでいますが、今こんな事を言っている場合でしょうか。
    芸能界も夜のお店もライブハウスもお金お金とタカる事を言ってられない事態になるかもしれないのに。
    自粛要請を無視してライブに繰り出した宮藤官九郎さんはコロナウイルスに感染してしまいました。

    今回のコロナウイルスで人それぞれ、国も偉い役職の方も一般個人や隠された団体の、エゴで我先にと自分勝手の本性が次々と出てきますね…。そういう方達程感染してるような気がします。今までのやり方で好き勝手がもうできない形で。

    まるでずっと上におられる天の世界から神様やお釈迦様に人間の選別というか、見極められてるような、試されているような気がしています。
    気をつけても運が悪かったら自分や家族も死ぬかもしれないですが。
    性分や自分のいたらなさを反省し改めてながら今まで経験した事のないような悪夢のような混沌としている世常だからこそ、日々大事に生きようと思います。

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  2. 昨日の記事では「アメリカのメディアでは、むしろ中国政府が抑え込みに成功しているとして、持ち上げるような報道がなされています」とありましたが、一般国民の間ではそうではないということですね。

    日本もそうですが、台湾もアメリカも中国に寄った姿勢を取るマスコミが幅を効かせているように感じます。
    マスコミというのはその仕事柄、国に関係なく闇の勢力が巣喰いやすい性質を持っているのでしょうか。
    情報を流すという立場はたしかに闇の誘惑が多そうですが…

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  3. 感染源に感謝ですか?子孫代々?すみませんが、本気で吐き気がします。
    まっとうな日本人なら感謝なんてしませんよ。
    まっとうな日本人なら国賓も反対ですよ。
    だってここは日本で日本人が守るべき大切な国ですから。

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  4. 二階さんへ 来週でもお礼(?)のために中国に行ってください。そして終息した武漢を視察して下さい。よろしかったら永久に滞在されてください。

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