2020年6月20日土曜日

イージス・アショアの配備停止と日本の防衛


河野太郎防衛相は15日、政府が秋田県や山口県に配備する計画で準備を進めていた陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の配備プロセスを停止すると発表しました



突然の計画停止に感じられましたが、理由としてはブースターの落下が敷地内に落ちるとは必ずしも言えず、改良する場合には、ハードの改良も必要になるため、費用と開発時間を考えたら合理的でないと判断し、今回の停止にいたったとしています

そもそもイージス・アショア自体も技術が古くなっていたため、見直しも仕方ないとは思いますが、少し疑問もあります

まずこうした防衛計画をしていたことが、簡単に覆されるとなれば、たとえば沖縄の辺野古へ米軍基地を移設する計画についても、撤回すべきではないかという議論が再燃されるのではないかと、今回のニュースを聞いた時に感じました

秋田や山口の配備が容易に停止するのなら、どうして辺野古はダメなのだとなってくる恐れがあります

これからの防衛計画についても、反対が勢いを増す懸念も出てくるのではと感じられました

そしてイージス・アショアに代わる防衛計画を立てた方がよいのではないかと思いますが、今のところイージス艦での防衛対処を行うとしか出ていません

ひょっとしらた次世代の防衛体制に移行するため、今回の配備停止をしたのかと思ったのですが、そうではないようです

イージス・アショアの問題点としては、以前に北朝鮮も発射していましたが、低空を飛ぶ巡航ミサイルなどは迎撃できないと言われています

他にも、超高速で飛ぶミサイル「DF-17(東風-17)」等もありますが、こちらも迎撃出来ません

ですので、イージスアショアは地元の調整など、配備に時間がかかり、ようやく配備したころには、時代遅れの品物になっている恐れがありました

ではミサイル防衛は配備しなければいいのかというとそうではありません

日本でも開発を進めて防衛する必要があります

具体的にどのような防衛かですが、電波による妨害とレーザーやマイクロ波、レールガン等を用いた電磁兵器の開発配備があります

電波妨害技術はすでに自衛隊にありますので、あとは予算をつけて増設すればいいと思います

そしてミサイル迎撃のためには、電磁波兵器であるレーザー兵器や、マイクロ波による迎撃、レールガンの開発など、日本でも行う必要があるでしょう

そのための予算をつけたらいいと思います

電磁波兵器には、高出力技術と、大容量急速充電の技術が必要ですが、これらは日本が得意とする分野です

技術があっても国家の戦略がないため、宝の持ち腐れになっている事が日本に多いように思います

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1 件のコメント:

  1. 洪様が予感されましたように 早速 蓮舫氏は辺野古の見直しを求めていますね。
    イージス・アショア配備の反対運動の為に山口県に引っ越ししてきた住民がいるそうです。
    このイージス・アショア停止の発表に喜ぶ中共。恐ろしいです。
    一部の人間の先導で 進んではなりませんね。
    中止ではなく停止です。
    この間に 新しい防衛を整備してもらいたいです。ミサイルを撃たれる前にサイバー攻撃で妨害。 おっしゃる通り 防衛計画の改革 日本の技術力の強化に期待します。

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