日本での新型コロナ・武漢肺炎の感染者数は6月9日時点で17172人、死者は919人となっております
これは欧米での感染者や死者数から比べると、とても少ない数値になっています
アメリカは196万人の感染者に11万人の死者をだしています
イギリスは28万人の感染者、4万人の死者となっています
いま感染者が急激に増えているブラジルでは、感染者が70万人、死者は37千人を出しています
これらと比べると、日本はとても少なく抑えられていると言えます
理由について、民度が違うという意見もありますけど、日本人の清潔好きな点もあったかもしれません
韓国でも死者数が少ないという事で、自国の免疫体制を誇っているような所もあります
しかし、現実的な面で見てみると、東アジアでは軒並み感染者と死者数が少ない傾向が見られます
台湾は感染者443人、死者7人。ベトナム感染者332人、死者0人。カンボジア感染者126人、死者0人。タイ国、感染者3119人、死者58人。ミャンマー感染者244人、死者6人となっています
これを見ると各国が努力した点もあるのでしょうが、総じて東アジアでは感染が少なく、死者も少ない傾向があるようです
この理由について様々な仮説が立てられています
よく聞くのがBCG接種をしている国では感染が押さえられているとするものです
ただこちらは否定的な研究結果も出されていますので、真偽は定かではありません
他にも遺伝的な違いがこのウイルスへの免疫を獲得することに関連しているのではとも言われています
こちらも調査段階のものです
他にも東アジアで流行しているウイルスと、欧米で流行のウイルスでは型がだいぶ違っていて、欧米のものは感染力も致死率も高いもので、東アジアで流行っているものは比較的低いものだとする説もあります
欧米で広まっているウイルスは、感染力や致死率が高いため、大勢の人に広まり、たくさんの死者を出してしまった
一方で東アジアで流行っているウイルスは、比較的弱毒性で、感染力も弱いため、死者数が押さえられているとするものです
これも一つの説としてありえるでしょう
そして今言われている中で可能性の高いものの一つに、東アジアに住む私たちは、以前から中国南部を震源地とするコロナウイルスの風邪を経験しており、すでに似た抗体を持っているからだとする説です
今回の武漢肺炎も、コロナウイルスの一種であり、コロナは普段私たちがひく風邪にも含まれています
東アジアの人間は、今回パンデミックを起こしたコロナウイルスと似たようなコロナによる風邪に罹ったことがあり、それで免疫が出来ていて、感染がそれほど広がらなかったとする説です
そのため今広がっているウイルスには、東アジアの人はかかりづらく、罹患しても重症化しづらいのではないかとも言われます
ですがこれで安心はしていられず、ウイルスはすぐに変異してしまいますので、これから武漢肺炎のウイルスが変異を繰り返し、東アジアの人にも感染力を増して、致死率も高いものが生まれてくる可能性があります
第二波の襲来の時には、そうした危険が増したウイルスが襲ってくる可能性もあるのです
第一波は無事に収まっていきそうではありますが、次の波に備えて、医療関係も力を入れておかなくてはならないでしょう
アジアは米食、欧米は小麦食。小麦は、免疫を落とす力がある。アレルギーなどが多い。小麦はいろんな過程で薬剤をいっぱい使用しているから人間の体には悪い。日本の米は、やはり素晴らしいね。
返信削除そういえば夜の街の感染が多いのはビールやラーメン、唐揚げを食べることが多いからかも。
削除アジアて強毒性の欧米型ウイルスに見舞われたのは日本だけでしたが、今現在中国や韓国で再発してるウイルスは何型でしょうね、これからの半月ほどで結果が判明してくるでしょうけど、欧米型ウイルスの本当の恐怖がどれほどのものか。
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