2019年10月10日木曜日

アメリカへの反日親中工作と、日本の重要性を理解した大統領

昨日はアメリカで反日と親中の考えが広まっていった経緯を話しました


今日もその続きを書いてみたいと思います

昨日紹介しましたヘンリー・ルースは、蒋介石夫妻を称賛し、アメリカ内に素晴らしい方々として紹介しました

これには蒋介石の妻の宋美齢氏が、アメリカに留学生したキリスト教徒であったことも、アメリカ人の人気を集つめる要因となったでしょう

宋美齢はアメリカ議会でも演説し 「日本と戦う中国のジャンヌダルク」と呼ばれて熱狂的な人気を得ていきます

宗美齢は「日本の暴虐」を訴えて講演会で泣いて見せることもしました

彼女は留学していたこともあり英語も流暢で、見た目もよく、また多くのアメリカ人と同じ信仰を持つキリスト教徒というスタンスで、異教徒の日本人と戦う敬虔なクリスチャン夫妻というイメージが作られていきます

蒋介石は、アメリカ人の中国大陸に寄せる奇妙な幻想を利用し、アメリカの世論を反日親中に向くように働きかけます

蒋介石は、自分の軍が行った残酷な行為を日本軍のしわざにみせかけ、その捏造写真をアメリカ国内にばらまくなどして、反日宣伝を繰り広げました

中国はアメリカでどれだけ日本が非人道的な人種であるかを訴え、自分たち中国は哀れな被害者であるかのように装う事がその後も国是のように続きます

この対外宣伝に長ける中国と、劣る日本の構図は、いまだに変わっていません

アメリカでは蒋介石は民主的なリーダーであり、日本軍は暴虐な人種だという観念が植え込まれていきます

中国の反日プロパガンダのひとつとして偽書『田中上奏文』があります

『田中上奏文』(田中メモリアル)は中国の共産主義者がつくった偽書であり、日本語の原文のない全くの偽物です

内容としては日本人が世界征服の陰謀をたくらんでいるとするいわゆる陰謀論めいた内容であり、これが当時のアメリカ議会で回し読みされていたといわれます

ユダヤ人が世界支配の陰謀をたくらんでいるとする『シオン賢者の議定書』という偽書があり、それに影響を受けたナチスのヒトラーがユダヤ人虐殺を引き起こしたと言われ「史上最悪の偽書」とも言われますが、この『田中上奏文』も並び評されるような偽書でしょう

『田中上奏文』が偽書であることは、日本語の原文が無いこと、当時の日本の正式な上奏文形式に合致していないことなどからも明らかですが、当時のアメリカ人の反日感情を協力に煽る結果となっています

さて、アメリカでは1929年3月4日から1933年3月4日まで共和党のハーバート・クラーク・フーヴァー(Herbert Clark Hoover)氏が大統領を務めます

ハーバート・フーヴァー大統領は、日本がアジアにおける共産主義を防ぐための大切な防波堤の役割を果たしている事を知っていました

ハーバート・フーヴァー氏は大統領を退いてから日米戦争があってからも「アメリカが真珠湾攻撃の報復をしようとするあまり、日本を壊滅させることがあってはならない」とのべたり、「共産主義がアジアへと進出するのを食い止めるために、アジアの安定勢力である日本と一日も早く講和すべきだ」と説きました

また戦後も日本による朝鮮半島と台湾の領有を認めるとともに、日本の経済回復を援助するべきだと主張していました

そしてアメリカによる原爆投下についても「トルーマン大統領が人道に反して、日本に対して、原爆を投下するように命じたことは、アメリカの政治家の質を、疑わせるものである。日本は繰り返し和平を求める意向を、示していた。これはアメリカの歴史において、未曾有の残虐行為だった。アメリカ国民の良心を、永遠に責むものである」と述べています

もしもハーバート・フーヴァー氏が次も大統領であったなら、日米戦争は回避されていたことでしょう

しかし、歴史は非情な男を表舞台に登場させます

そうアメリカの第32代大統領、民主党のフランクリン・ルーズベルトです

彼についてはまた次回に書きたいと思います


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1 件のコメント:

  1. ありがとうございます。
    とても学びになります。フーヴァー大統領、名前は聞いたことあったけど、この話は、はじめて知りました。
    こういう事実を、すべての日本人が知る必要があると思います。
    たぶん、今の世の中の混乱の原因は、真実が、事実が、見えないようにされているからかな~と思います。
    こういう話が、世の中を明るく照らし、今いる世界がどういう世界なのかをはっきりと見えるようにしてくれて、これから進むべき道を、私たちが為すべきことを、教えてくれるのかなと思います。

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