アメリカ合衆国の第32代大統領フランクリン・デラノ・ルーズベルト(Franklin Delano Roosevelt)民主党
彼は日本人に対して世界征服をたくらむ劣った人種として、ナチスドイツのヒトラーがユダヤ人に抱いた憎悪と同じ感情を持っていました
それに反比例するかのように中国に対しては甘い幻想を抱き、共産主義についても共感していたものと思われます
ルーズベルト大統領の周りには、ソ連のスパイが暗躍していて、ソ連との密約をも行っていました
ルーズベルトは中国に親近感を抱いていたようで「いつも中国人には親しみを感じている」とのべていたようです
彼の母方の祖父は、アヘン戦争の頃から中国にアヘン(麻薬)などを売る商売をして儲けていました
そのためルーズベルトも幼いころから中国文化に触れて愛着を持ち、中国に対して同情的かつ有効的な感情を持っていたのです
親中派であった彼は、日本人については嫌悪感を抱いていました
それは先ほども述べたように、ナチスドイツがユダヤ人に抱くような、妄想的な嫌悪感です
昨日紹介しましたように『シオン賢者の議定書』という偽書があって、ユダヤ人は世界征服をたくらんでいるという陰謀論が広まっていました
これをナチスのヒトラーは信じたのか利用しただけなのかは分かりませんが、ユダヤ人へのホロコーストの要因としていったでしょう
一方で日本人についても『田中上奏文』という偽書が出回り、日本人が世界征服を狙っているとする陰謀論が広まりました
ルーズベルトはこの『田中上奏文』とほぼ同じ内容の、日本人陰謀論を学生時代に聞いてそれを信じ、日本人に対する憎悪が深くなっていきます
さらにルーズベルトは、スミソニアン博物館教授アレス・ハードリシュカの「日本人は我々よりも頭蓋骨の発達が二〇〇〇年遅れている」という見解を周囲にも説明していました
これは明らかな人種差別の感情による見解でしょう
こうしてルーズベルトは日本人を病原菌のような存在とみなしていきます
日本人が邪悪な存在であり、劣った生き物だという人種的な偏見があったからこそ、民間人を焼き殺す大空襲や、原爆投下の作戦などたてられなかったでしょう
戦後はナチスドイツによるユダヤ人虐殺ばかりが非道な行為として責められますが、実際にはルーズベルトもヒトラーと同様な人種差別感情を持ち、日本人に対してホロコーストを行っています
ただドイツは戦争に敗れ、アメリカは戦勝国となったために、その罪が咎められることも無かっただけなのです
ちなみに日米戦争は、日本による真珠湾への奇襲作戦から始まったとされ、卑怯な騙し討ちをした日本人をやっつけろという米国内の世論を味方につけて、ルーズベルトは開戦に至ったとされます
実際には日本からの攻撃があることはルーズベルトも事前に知っていたとされ、米国内を開戦に向かわせるために、日本にあえて先制攻撃をさせたと言われます
そもそもこの真珠湾への攻撃がある前に、実はアメリカ側から日本への攻撃命令が出されていたことはあまり知られていないでしょう
1941年7月23日(日本が宣戦布告する5か月前)にルーズベルトは、JB355と呼ばれる書類にサインをします
このJB355というのは、対日攻撃計画書であり、中国が攻撃しているように見せかけて裏でアメリカが手を引いているというものです
具体的にはアメリカから350機の戦闘機と150機の長距離爆撃機を中国に供与して、中国の基地から神戸、京都、大阪の三角地帯と横浜、東京地区の産業地域を爆撃する計画です
攻撃は中国空軍にやらせるのですが、その中国空軍の中心には、アメリカ軍のパイロットがボランティアを装って派遣されていました
さらにいうと、この計画を推進した大統領補佐官ロークリン・カリーという人物は、実は、ソ連のスパイだったことが後に明らかになっています
ルーズベルトは日本を潰すためにソ連のスターリンとも仲良くします
スターリンは大粛清によって国内で2000万人を虐殺したとされる人物です
そうした人物と彼は手を組み、スターリンの望むものをあげていれば、彼は侵略やアメリカの邪魔をしないだろうなどと甘い事を言っていました
ルーズベルトの共産主義に寛容な考えから、政権の中枢にはソ連のスパイ網が広がり、暗躍を続けていました
そのためアメリカは後の時代になっても、ソ連のスパイに悩まされ続けます
実際に二人でどのように手を組んだかというと、1945年2月、ソ連領ヤルタで行われた首脳会談において、ソ連による中欧支配と、アジアの共産化-特に中国共産党政府と北朝鮮の誕生-を容認してしまいます
アメリカではこの密約が発覚すると、ソ連による中欧支配への反発から、共和党は、ソ連と組んだルーズベルト外交への批判を強めます
戦前戦時中の駐アメリカ公使に若杉要さんという方が、米国内の動きを日本に報告しています
報告では米国内での反日運動の高まりを紹介し「反日運動の大部分は、米国共産党、ひいてはコミンテルンが唆したもの。目的は、中国救済を名目に米国民衆を反日戦線に巻き込み、極東における日本の行動を牽制(けんせい)することによって(ソ連の)スターリンによるアジア共産化の陰謀を助成することだ」と述べています
アメリカではソ連や中国の共産党による工作によって、日本を貶めようとする働きが出ることがあります
第二次世界大戦で日本を開戦まで追いやったのも、反日親中のルーズベルトと、その背後の中国やソ連のスパイでした
また先日も述べましたように、日本がバブル崩壊から長期不況に突入していったのも、アメリカの民主党政権と、その背後にある中国共産党の働きかけがあったのです
しかし、ハーバート・フーヴァー元大統領が認識していたように、日本はソ連や中国の共産主義の防波堤であり、日本がそれらの暴走を防いでいた面があります
実際に日米戦争で日本が敗れてから、朝鮮戦争が勃発していますし、アメリカはソ連との冷戦を戦う事となり、今はまた中国との貿易戦争という形で戦う事となっています
いずれも日本がかつて戦い、その膨張を止めていた国であって、日本を破れさせ、防波堤を失ったがために、アメリカはソ連と中国に当たらなければならなくなったのです
ダグラス・マッカーサー元帥は、戦後になって以下のような発言をしています「太平洋において米国が過去百年に犯した最大の政治的過ちは、共産主義者を中国において強大にさせたことだ」(一九五一年五月、上院軍事外交委員会)
アメリカにとって真の敵は、かつてのソ連であり、いまだに自由を抑圧する中国共産党のはずです
ソ連と手を組み、中国共産党による支配を生み出した、ルーズベルト民主党政権は間違いを犯したと言えます
世界を不幸に導いたのは、日本ではなく、ルーズベルトとソ連、中国共産党によるものでしょう
そして近年でも、アメリカ民主党政権は日本を衰退させ、中国を繁栄させる失政をしています
かつてのルーズベルト民主党政権と似たような過ちと言っていいでしょう
自由にとって真の敵とは誰なのか?プロパガンダに踊らされずにしっかりと見据える必要があるでしょう
そして日本も、諜報戦に何ら手が打てず、後手後手に回っているのではなく、しっかりと自国の正しさや、主張すべきことを世界に届ける必要性を認識すべきでしょう
小林よしのりさんの「戦争論」を読んで、その事を学びましたが、洪さんのブログを見るまで政治などまったく興味無かったのですが、個人個人でしっかり考えなければならないと半世紀しています。
返信削除ありがとうございます。
返信削除政治の延長に、外交の延長に、その最後に戦争がある、とかなんとか、すみません、勉強不足で。
で、今の日本には、憲法9条で戦争を放棄しているので、とすると、外交も放棄しているのかな?政治も放棄してるのかな?だから、今の政治と呼べない政治の世界ができてきたのかな?
ということは、今の憲法を無効にして新たに憲法を創り変えるしかないのかな?
でも誰が創り変えるのかな?今の政治家じゃダメですよね。
もし、創り変えるとなたったとき、誰がするんだろう?
どういうかたちで、変わっていくんだろう?
よくわからないこと書いて、すみません。失礼しました。