2019年10月9日水曜日

アメリカが反日親中になっていった経緯

日本でバブル崩壊以降の不況には、アメリカの民主党クリントン政権と、その背後にある中国共産党の働きがあることを先日書きました



アメリカにおける反日親中の動きはそれ以前から根深いものがあります

今日はその淵源について書いてみたいと思います

白人による有色人種への差別意識は、私たち日本人が想像するよりずっと根深いものがあります

アメリカでは1800年代からすでに、日本人移民に対する差別や迫害が起こっていました

勤勉で真面目に努力する日本人は、アメリカに移民して成功する人が多く出ました

しかしそれを人種的偏見によって怒りや憎しみ、嫉妬で反感を持つアメリカ人は多くいました

「有色人種が」という差別意識と共に、あの大国ロシアを破った日本人を不気味に見ていた所もあったでしょう

日本人の事をまるで得体のしれない生き物のように感じ、それは生理的に拒否感を覚えるようになります

そして日本人移民への差別迫害が強まっていきます

「黄禍論」が叫ばれ、黄色人種による脅威や危険性を訴える論が広まりを見せます

当時、日本人移民の多かったカリフォルニアでは、駅やトイレ、街角には「ジャップは消えろ」「ジャップを焼き殺せ」等のなぐり書きが見られたと言います

こうした「黄禍論」は日本人だけではなく、中国人移民いたしいても差別の目は向けられるのですが、何故かアメリカでは、遠い中国大陸に対するロマンチックな幻想を抱いていました

一九三〇年代には、パール・バックが書いたノーベル賞受賞作の『大地』に描かれる貧しい中国人の姿への同情心などによって高まっていきます

『大地』の内容は、貧しい中国の農民が、貧しさや戦争、災害などを経験しながら、裕福になったり、土地を手放さなくてはならなくなるなど、様々な出来事に遭遇しながら生きている姿を描いていくものです

こうした作品を呼んだアメリカ人は遠く中国大陸に暮らす貧しい中国人たちに、幻想や同情心のような共感を深めていきます

また当時の流行作家ジェームズ、ヒルトンは、中国の奥地に、神秘的な理想郷「シャングリラ」があるという奇想天外な小説『失われた地平線』を書き、それが映画化されて空前の大ヒットとなりました

このようにアメリカ内では黄禍論による有色人種に対する差別意識と、中国大陸に対する幻想的なロマンチックな感情を抱くようになります

そしてアメリカを反日へと導いた人物としてヘンリー・ロビンソン・ルース(Henry Robinson Luce)という人物がいます

ヘンリー・ルースは「当時のアメリカで最も影響力のある民間人」と言われ、『タイム』『ライフ』誌を創刊、ラジオ、映画、ニュースにも大きな影響力を持った人物です

実は彼こそ、「日本を真珠湾に追い落とした男」ともアメリカで言われています

ヘンリー・ルースは徹底的な反日論者で、あらゆるメディアを通じアメリカの世論を反日へと導いていきました

どうして彼は強硬な反日論者となったのでしょうか?

それはヘンリー・ルースの生い立ちと深く関係しています

ヘンリー・ルースは1898年中国の山東省に宣教師の息子として生まれました

14歳まで中国にいた彼は、中国にいる間、日本が中国に攻勢を強めている姿を経験します

ちょうど日本が「対華21カ条要求」を出している時で、中国国内では意図的に内容をゆがめて広める者もあり、反日感情が高まっている時でした

そうした経験を思春期の多感な時期に経験したヘンリー・ルース少年は、反日感情を胸に深く焼き付ける事となったのです

アメリカに帰った彼は、1923年「タイム」を創刊し日本を悪者として反日親中や「フォーチュン」を利用しアメリカ人の反日感情を煽っていきます

彼はあらゆるメディアを最大限に利用し日本を悪者にしたて、アメリカの反日感情を煽っていったのです

ヘンリー・ルースは遂にルーズベルト大統領のブレーンとなります

その後、アメリカと日本が戦争をしたことはみなさんもご存知でしょう

日米開戦の裏には、ヘンリー・ルースの影響も大きかったといえます

こうしてルースの思惑通りに日米戦争ははじまり、アメリカは勝利し中国は日本の干渉から救われることとなります

しかしその結果どうなったか?

中国では漁夫の利を得た中国共産党が支配してしまいます

自由主義のアメリカで生きるヘンリー・ルースにとっては許しがたいことで、大きな誤算だったでしょう

戦前には、日本こそが実はソ連や中国共産党の防波堤となっていたことに気づかなかったといえます

朝鮮戦争で共産主義国の脅威を知ったヘンリー・ルースは、いままでの反日論陣を180度ひっくり返し、ライフ詩で日本のすばらしさを訴えるように変わります

長くなりましたので続きは次回にいたします・・・


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1 件のコメント:

  1. ありがとうございます。
    何故、日本では朝鮮戦争以降、この真実(共産主義と戦っていたこと、マッカーサーとか、今知ったことですがヘンリー・ルースとかが、考え方が変わっていたこと)が国内に認識されなかったのだろう?
    東京裁判とは何だったのかを検証しなかったのが、って言うか、きっちり検証できない体制になっていることが悲劇の始まりかな?
    やっぱり、公職追放令が元凶?
    何とかしなくてはいけないですね。
    何を為せばいいのだろう?
    真実、事実を伝え、広めることかな?

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