2019年10月28日月曜日

日本国憲法という埋伏の毒

昨日は日本国憲法について、どのような意図をもって日本に与えられたのかを書きました

GHQ占領軍によって今も日本の憲法である「日本国憲法」は与えられ、日本人はそれをありがたく受け取っています



しかしその前文からしてすでに、日本人のためを思って作られたものではなく、あきらかに日本を弱体化するために考えられたものであるのが分かります

「アメリカと戦った日本は悪であったのだ」、「それは政府や軍国主義者が間違っていて、国民は騙され被害者だったのだ」という意識を知らぬ間に植え込むものとなっています

日本人に仕掛けられた埋伏の毒といえるでしょう

埋伏の毒とは本来、敵陣営に自軍の人間を送り込んで行動を阻害させる事を言います

一種のスパイ活動を行って敵をかく乱させることを言いますが、GHQが日本人に植え込んだ埋伏の毒は、徐々に国民の精神を蝕み、知らず知らずのうちに腐らせていくという恐ろしいものです

GHQは日本人に誇りを失わせ、罪悪感を受け付けることで、二度と自分たちに歯向かうような強国にならないようにしたのです

まるで体の中にひっそりと毒を忍び込ませたようなものです

昨日は日本国憲法の前文について述べましたので、その他の条文についても取り上げてみます

まず第一条が以下のようになっています

第一条 天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であつて、この地位は、主権の存する日本国民の総意に基く。

第一条からして意味不明な文と嘘の文で出来ています

まず象徴というのが意味が分かりません

象徴とは何を意味するのでしょうか?

これでは天皇とは、国のお飾りか何かで、日の丸のようにただの印のように感じさせます

つまり実際の力は持たせず、飾りとして置いておくだけという意図があるのでしょうけど、明確に何を言っているか分からないように書かれています

そして天皇の地位は、国民の総意に基づくとされていますが、これはウソですよね

今まで一度も、国民に天皇の地位はこのままでよいのか?などと聞いたことは無いはずです

投票した人もいません

まず憲法のはじめから、嘘が書かれています

憲法の第一条で定めるのであるなら、天皇陛下の地位について、国民にこれでよいのか?たんに象徴として、お飾りのままでいてくれというのか?投票してみたらどうですか

もし投票は必要ない、国民の意見は関係ないというなら、憲法の第一条からして改正しなくてはならないでしょう

この第一条は、「天皇の地位を国民の意見によって下げたり廃止したりすることも出来る」とする考えを国民に植え込んでいるものです

そして将来には廃止もあり得るとするために作られたもののように思われます

それとよく言われる九条の問題もあります

第九条 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。

戦力を持ってはならないという事と、交戦権を認めないとされています

しかし自衛のための戦力として、自衛隊は存在しているわけです

これも明らかに矛盾していて、解釈のしかたで実質的な改憲をしているのでしょう

ですがこうした解釈改憲などは本来すべきではありません

自国を守るために軍隊が必要なのは当然であり、憲法で認めていないのなら、憲法を変えるべきです

GHQ占領軍だって、おそらく70年以上も日本が憲法を一度も変えずに、後生大事に持っているとは思わなかったでしょう

そのために自立できない国として、いつまでのアメリカに依存し続ける精神的に未成年の国としてあり続けているのです

アメリカがいつまでも日本を守り続けるというのは幻想にすぎません

その時になって急に対処しようとしてももう遅いのです

そのためには、今からでも自立国家として日本も歩んでいかなくてはなりません

憲法については他にも色んな問題が潜んでいますが、また後日書きたいと思います

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2 件のコメント:

  1. 憲法第9条第2項はヤリすぎですよね。

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  2. 9条を守れと言う方々は、日本を弱めていたいか、平和を履き違えているか?
    真の日本人ならば、いい加減に目を醒まして、世界の脅威に向き合うべき時だと思います。
    自国は自分たちで守る!当たり前です。

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