2019年12月19日木曜日

トランプ大統領の弾劾訴追の行方


アメリカの下院で18日に、ウクライナ疑惑に関してトランプ大統領を弾劾訴追する決議が賛成多数で可決されました

米大統領が弾劾訴追されるのは1868年のジョンソン氏、1998年のクリントン氏に続き史上3人目となります



来年初めから上院で弾劾裁判が始まります

結論から言うと、上院は与党の共和党が多数派ですから、有罪になることはありません

このウクライナ疑惑というのは、メディアの情報だけ聞いていると、まるでトランプ大統領の疑惑のようですが、実態はまるで逆です

民主党のジョー・バイデンという、次期アメリカ大統領選の候補ともされる有力な議員がいます

そのバイデン氏の次男であるハンター・バイデンという男が、2014年から2019年まで、ウクライナの天然ガス会社であるブリスマ・ホールディングスの取締役を務めていました

ハンター氏はその会社から毎月500万円以上の報酬を受け取っていましたが、それが不正な賄賂に当たるのではないかという疑惑があります

ハンター氏が取締役に就任したのも、ジョー・バイデン氏がオバマ政権下で副大統領をしており、ウクライナ外交のトップを務めていて力を持っていたからだと思うのが普通でしょう

そして当の天然ガス会社は不正な収賄等の疑惑で、ウクライナ検察から操作の手が入ることになっていたのですが、父親のバイデン副大統領から圧力があって、捜査は取り消されことがあったのです

もしも捜査されていたなら、バイデン氏側に賄賂が流れていたことが露呈する恐れがあったから止めたのではないかという疑惑が浮かびます

さらに息子のハンターはウクライナだけではなく、中国とも繋がりを持ち、ある中国のエネルギー業界の大物実業家から、2.8カラットのダイヤモンドを受け取ったことをインタビューで認めています

このように民主党のバイデン氏が、息子を隠れ蓑にして、ウクライナや中国から賄賂を受け取っていた疑惑があるのです

それがトランプ大統領が、ウクライナのゼレンスキー大統領にこの事を調査するように圧力をかけたという話に変わってきています

ウクライナへの軍事支援を止める事を圧力として使ったように言われていますが、実際にはウクライナ大統領にそのことは伝えていませんし、不当な圧力とは言えないものです

むしろ捜査されるのをそれほど批判し、大統領を弾劾までする民主党のほうこそ疑問が浮かびます

メディアはアメリカも日本も、トランプ大統領を批判する声が大きいですが、メディアの誘導に騙されないで、真実を見き分けるようにしないといけないですね


5 件のコメント:

  1. もりかけ桜見騒ぎと同じで、何もできない野党が、与党にいやがらせをしているだけでしょう。トランプを首にするには上院で3分の2必要だが、100議席のうち、野党民主党は半分も占めていない(45議席)。よって絶対に弾劾できない。下院議長のペロシ一味の権力乱用、選挙目的の印象操作、バイデンの犯罪いんぺいが目的である。来年はトランプが再選まちがいない。オバマ時代に、クリントンとかバイデンとか下で悪さをしていたようです。

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  2. バイデン氏を大統領候補にさせないための民主党内の思惑であるという説もありましたが、民主党がここまで傷を負いながらも意外にこの問題を引っ張るので何考えてるのかわからないですね。

    それにしても日本のメディアだけ見てるといかにもトランプ氏がゼレンスキー氏を脅したような印象を受けます。
    本当にこの国のメディアは癌細胞のような存在ですね。どこの国でもメディアは悪事を働いてますが、我が国のメディアが一番レベルが低いのではと思ってます。

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  3. ニュースだけみたら朴槿恵と同じ!なんてかいてあったのでトランプがクビになるのかとおもって焦りました。教えて頂けてよかったです。ありがとうございます。

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  4. トランプより何十倍も悪いプーチンペイには一言も文句言わないんだね日本マスコミ。マスコミが騒ぎ立てるニュースほどフェイクかプロパガンダと思ったほうがいい。

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  5. バイデンのような悪人しか大統領選候補がいないとは民主党は終わってますね。メディアも民主党の味方であり中国の味方であることが分かります。でももっと終わっているのは日本のマスコミです、民放ならスポンサーへの配慮があるのは仕方がないとしても、NHKまでもが海外メディアの配信するニュースをそのまま垂れ流すだけという体たらく。受信料払う価値がありません。契約は個人の判断で選択可能にしてほしいと思います。

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