2020年2月1日土曜日

新型肺炎よりインフルが危険?


中国の武漢市を中心にして広がっている新型肺炎について、「それよりもインフルエンザの方が大変だ」というおかしな話をする方もいらっしゃいますので、この事について述べてます



アメリカではインフルエンザが流行っていて、今シーズンは1500万人が罹患し、14万人が入院、8200人の死者が出ていると発表されています

「インフルエンザでは八千人もなくなっているから、こちらの方が大変じゃないか」と言っているわけですね

たしかにこの数字をうのみにすれば、インフルエンザは大変危険だと思わされるでしょう

しかし実は、インフルエンザの死亡者を多く見せるカラクリがあります

インフルエンザによって亡くなった場合に、普通は死亡原因に「インフルエンザ」と書かれるはずです

ですが、WHOの勧告により、インフルエンザの死亡者数は、「超過死亡」で数えるようになっています

今回の新型肺炎についても「緊急事態」の宣言をやっと先日行って、中国に忖度する発言をしている怪しい組織のWHOです

このWHOの闇については、また何れ書いてみたいと思います

先に進みまして、「超過死亡」とは何かというと、インフルエンザが流行していなければ、死ななかってであろう数字を出して、それと実際の死亡者を比べて、超過している分をすべてインフルエンザの死亡者として数えてしまう、かなり首をかしげたくなるようなものです

実際の医師による死亡原因を無視して、自分たちで考えた理論的な数字に基づいて、おそらくインフルエンザによって死んだ人はこれくらいだろうと作り出された数値です

これによって、ほんとうは肺炎によって亡くなられた人でも、インフルエンザによって死亡したことになります

そのようにしてインフルエンザによる死亡者数を、そうとう増やしていっているわけです

たとえば日本で2000年にインフルエンザで亡くなられた数は、お医者さんがインフルエンザによって亡くなったと認めた数は575人に対して、「超過死亡」の考えではかって見ると、なんと13846人にもなります

実に24倍にも膨れ上がっているのです

では、どうしてお医者さんの所見を信じず、そのような「超過死亡」という数字を使うのでしょう?

これにはインフルエンザによる死亡者を多く見せて、予防ワクチンなどを多くうたせるようにして、製造する医薬品メーカーが儲けるようにしているわけです

死亡者を多く見せかけるほど、ワクチンの接種も推奨されて、医薬品メーカーは儲かるわけです

今回のWHOの中国に媚びた姿勢を見ても分かるように、当組織はお金が大切なのです

はっきりいえば、お金をたくさん出してくれるところに、都合の良いやり方を推し進める組織です

中国の対策を称賛していましたが、実際には中国は、いまだに嘘をつき続けています

昨日の段階で、中国本土の感染者数は5327人とされていますが、とうていこんな数字に収まるわけがありません

武漢から帰国された邦人は、第一便が206人であり、そのうち三人の方が感染していました

第二便は210人であり、うち2人の方が感染となっています

単純計算で、416人のうち5人が感染しているという事は、感染率は約1.2%となります

武漢市民が1100万人と言われていますから、その内の1.2%が感染していたとすると、約13万人が新型肺炎に罹っていることになります

これは先日お伝えしましたように、武漢だけで十数万人の感染者がいるのではないか?という予想とピタリと一致いたします

おそらくはこれに近い数字の感染者がいるはずなのです

それが中国全土で集計しても、たった五千人程度という中国当局の発表は信じられません

もし事実なら、このウイルスは日本人を狙って罹患させてくるような、意志を持ったウイルスなのかという事になります

もちろんそんなことはないでしょうから、当局の発表は過少であり、実際にはもっと多くの罹患者がいるはずです

このように実際には中国全土に、発表より何十倍の感染者がいると思われ、それがもう封じ込められない状況になっているかも知れないのです

これからも中国から大量の方が、日本に来られると、本邦でも防げなくなる可能性もあります

話を元に戻すと、インフルエンザによる致死率というのは、CDCの発表を鵜呑みにすると0.1%近くになって、大変危険なように思われますが、実際にはもっと低い数値です

日本の数字を基にすると、多くて0.02%以下であろうと思われます

一方で、新型肺炎は、中国の発表では致死率は2%とされています

もしインフルエンザのように流行して、一千万人が罹ったとすると、20万人が死亡する計算になります

さらに重篤患者で、後遺症の残る患者は数百万人にのぼる可能性があるのです

新型肺炎の感染拡大を心配するのも、あたりまえでしょう

さらにインフルエンザはすでに人類と共に存在していて、これを根絶するのは今の段階では不可能です

一方で、新型コロナウイルスに関しては、無事に封じ込めが行われれば、人類の脅威を取り除くことが出来ます

もしも、封じ込めに失敗して、世界に飛散してパンデミックを起こしていけば、人類は新たな脅威と戦い続けないといけなくなるのです

ですので新たに発生した、新型肺炎について、心配するのは当然だと思います

だからこそ、世界中が注意を払って、新型ウイルスを封じ込めようとしているのです

インフルエンザの方が危険だといって、新型への対処を怠ると、大変な目にあいます

ですから、インフルエンザの方が危険だからなどと言って、人々を安心させ、注意を怠らせないようにした方がよいのではないでしょうか

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2 件のコメント:

  1. あからさまに中国に媚びたWHOの会見は、本当に気持ち悪かったです。
    世界の人々の健康(命)を守るべき組織が公平に判断もできず、損得で動くあのていたらく。失望しました。
    私達は、情報の真偽を自分できちんと見極める目を持たなくてはいけませんね。
    洪さん、みんなの為に警鐘をいつもありがとうございます。

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  2. 情報が交錯する中、いつも真実を伝えて頂きありがとうございます。
    これからも闇に光を当て続けて頂けると幸いです。
    私も見習って、出来る限りのことをしていきたいと思います!

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