2020年9月26日土曜日

中国を国連から追放し台湾を加盟させるべき


昨日は国連について述べましたが、フランスのマクロン大統領から中国は国連の原則に反しているという意見が出されました

マクロン大統領が国連の演説で述べたもので以下のような発言です

「中国が内政干渉だとしている基本的人権とは西洋の考え方でない。基本的人権の考え方は国連の原則で、加盟国が自由意志のもとに調印し順守することに同意した文書に明記されている。国連の保護を受けた国際調査団が新疆を訪れられるよう求める」


中国が行っているウイグル人への人権弾圧に対して、国連調査団を送るべきだと主張しました

国連憲章は、国連の加盟国が順守すべき原則を述べたものであり、中国は加盟していますから当然、守る義務がありますし、むしろ常任理事国ですから模範を示すべき立場にあるでしょう

国連憲章には何度も人権を尊重すべきことが書かれています

憲章の冒頭にも「われら連合国の人民は(中略)基本的人権と人間の尊厳及び価値と男女及び大小各国の同権とに関する信念をあらためて確認し…」とあります

その他も例えば取り上げてみると、第1章「目的及び原則」の第一条3、「経済的、社会的、文化的または人道的性質を有する国際問題を解決することについて、並びに人種、性、言語または宗教による差別なくすべての者のために人権及び基本的自由を尊重するように助長奨励することについて、国際協力を達成すること。」

他の条文にも人権について何度も取り上げられています

さらに国連憲章をもとにした国際人権規約があります

詳しくは社会権規約のA規約と自由権規約のB規約にわかれますが、いずれも中国は署名していますから人権を守らなくてはならないのです

(A規約1997年10月27日署名2001年3月27日批准、B規約1998年10月5日署名)

調査して人権弾圧が事実と判明したら、国連憲章違反で中国を国連から追放して、かわりに台湾を加盟させたらいいでしょう

昨日も国連改革の話しをしましたが、いまの国連では駄目ですので、大きな変革が必要です

少なくとも中国を常任理事国から外し、かわって敗戦国であった日本やドイツなどを常任理事入りさせることで、戦後体制の見直しが出来るというものです

欧州は経済に目が眩んで中国べったりと考えていましたが、さすがフランスは人権問題でリードしているのだなと感じさせました

他方日本では二階氏が習近平の国賓招待を未だに画策中のようです

関連記事


4 件のコメント:

  1. フランスはアジア人差別やフランス語をしゃべらない者の差別が顕著ですが・・
    人権というかっこいい言葉にはおりこうなんですね。
    しかしヨーロッパ代表して発言されてるのはさすがです。

    返信削除
  2. マクロン氏が、常任理事国からの中国外しまで確実に睨んで国連演説をしたのならば、即ち国連改革の具体的手段として演説したのならば、心から素晴らしいと思います。またマクロン氏をそのように信じたいです。洪さんのご意見に大賛成です。

    返信削除
  3. マクロンさん、言う時は言うねぇ〜。中国からの嫌がらせを想定した上で言ってますよね。
    ほら、やっぱり国連は要らないでしょ。中にいる人が欲まみれで正義が無ければ無用の産物です。今の国連は一度解体して、まともな国だけで作り直すべきです。
    二階さんは多分ボケてきてるね。昔の事は良ーく覚えてるんだろうけど、最近の世の中の事は全く認識できないんでしょう。治療されたらいかがでしょうか?

    返信削除
  4. マクロンさん見直しました。おかしいものは、おかしいと言わないといけません。

    日本には、おかしいものに媚びを売る御老体がいるのですね。恥ずかしいことです。

    返信削除