十月に日本を襲った台風19号は、日本各地で川の氾濫など、多くの被害をもたらしました
その時に当ブログでも書いたのですが八ッ場ダムがちょうど試験湛水していて、それが利根川の決壊を防いだのではないかと話題になりました
「八ッ場ダムが台風による利根川決壊の危機救う」
これについては、実際には効果は無かったと反論するニュース記事も後から幾つか出ていて、その必死さから旧民主党や彼らを支持していた方らには、よほどこたえたのではないかと感じました
民主党政権時代は、鳩山由紀夫さんが総理となり、「コンクリートよりも人の命が大事」と訴えていました
しかし東日本大震災が起こって、津波で木造家屋の建物が次々と流されているなか、大きなコンクリート製の建物が無事であったシーンが衝撃的に印象に残りました
まるで祟り神にでも憑りつかれたような政権に感じられました
鳩山さんはそのようにコンクリートを憎んでいましたが、実際にはコンクリートが人の命を救う事があるのです
ひょっとしたら鳩山さんの前の総理が自民党の麻生さんだったので「麻生セメント」を憎んでいたのかも知れません
こうした鳩山さんの政権下で八ッ場ダムも中止になりました
当時中止を決めた民主党(現・国民民主党)の前原誠司衆院議員に批判は集まっています
それ以外にも当時「スーパー堤防」に異論を唱えた立憲民主党の蓮舫副代や、共産党の吉良佳子参院議員らも合わせて批判の的になっています
当時は事業仕分けと称して、事業担当者を「仕分け人」が呼び出し、彼らを無駄な事業にお金をかけている人として、国民の前につるし上げを行い、人気取りのためのパフォーマンスをしていました
それによって得た結果と言うのが、蓮舫氏の「2位じゃダメなんでしょうか?」発言にみられるような日本の国際競争力の低下と、「スーパー堤防はスーパー無駄使い」という民主党の議員だった緒方林太郎の発言に見られるような、防災力の低下でした
とりあえず前の自民党の反対をしていればよいと思ったのでしょうが、日本にとって必要な部分まで削ったため、屋台骨がぐらついてきたのです
もちろん効果の検証は必要です
どれだけのお金を投じて、どれだけ効果が得られるかの検証はするべきでしょう
しかしお金がかかるという観点からだけで判断し、防災をはなから無駄として廃止していては、国民の命を守れなくなります
日本は国土のほとんどが山であり、多くの川が流れていて、その一部の平坦な場所に私たちは住んでいます
ですから治水工事は日本国民にとって重要な問題なのです
国民の生命と財産が守れないのなら、何のために税金を納めているのか分かりません
政府の仕事の第一は、日本国民の生命と財産を守ることでしょう
そうした意識の薄い議員には、批判があって当然だと思います
政治家は結果責任を問われる存在であることを自覚しなくてはなりません
当時の民主党、どうしようもない政党でしたね。箱もの?にお金を使わない事や子供手当てでお金をバラ巻く事で、国民の支持を得たのかも知れません。しかし結果は惨憺たるものでした。おまけにこの政党は外国人参政権を主張しています。全く持って在り得ないです。政治に外国人が参加したらどうなるか、日本の国体が破壊されていく事は火を見るより明らかです。今は立憲民主党、民進党に代わっていますが、今だに投票し支持する日本人がいる事に驚愕します。平和平等差別しないと唱える事に惑わされ支持者が増え、今回の様な政災が起きては大変です。目の前のニンジンに目がくらみ大事な事を見失わない様にしたいものです。
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