時事通信が今月実施した世論調査では安倍内閣の支持率が7.9ポイント下がって40.6%となり、不支持率は5.9ポイント増えて35.3%となったとニュースが流れました
これについて「桜を見る会」の問題が影響して下がったという事もあるでしょう
しかしもう一つの要因として、今まで安倍政権を指示していた保守系の人の中にも、中国の習近平を国賓として招くことへの批判から、不支持に回っているという事もあると思います
今まで安倍首相を支持していた人の中にも、天皇陛下と血で汚れた習近平の手で握手されることに反発する者も多いでしょう
いま習近平の国賓については反対するという人も増えていってます
このブログで何度も取り上げていますので、その危険性は読まれた人は分かってきていると思います
まだ国民全体には理解は広まっていないと思いますが、やはり政治に関心の高い方は分かって来ていて、それがだんだんと広まってきています
先日も安倍首相は習近平を国賓として招くことへの理解を求める発言をされていますが、これはそれだけ反発が高まってきている事を示すでしょう
もちろん安倍首相が言われるように日中間で話し合いを持たれることは構わないでしょう
しかし話し合いをするだけであるなら、国賓として招く必要はありません
現代のヒトラーと評される独裁者の習近平を、天皇陛下に歓迎していただく必要はないです
習近平と天皇陛下が会談され、握手を交わす映像は、後々まで残り、かつての日独伊同盟時のように、日本がヒトラーとも友好を結び、仲間であったという悪い評価を残すこととなります
100万人以上が強制収容所に入れられ、拷問や虐殺が行われているウイグルの人々が、習近平と天皇陛下が握手されている姿を見てどう思うでしょうか?
チベットの人々や、内モンゴル、そして香港で自由を求めてデモ活動をしている人々に、どう映るのか考えているのでしょうか?
また中国の人権弾圧に声を上げ始めた欧米諸国の人たちも、習近平と天皇陛下の会談の様子を見てどう感じるのか、政権与党の人たちには分からないのでしょうか?
弾圧されている人々の気持ちも考え、彼らに対して申し訳ないという思いが出てこなければ、人としておかしいでしょう
安倍首相は同時に憲法改正を必ずやっていきたいと今更ながら強調したようですが、これも支持者の保守層が離れているのを何とか食い止めたいという考えからでしょう
それは実際に安倍首相を支持してきた保守層が、だんだんと離れていっている事をも現しています
もしも本当に憲法改正をされたかったのなら、与党が三分のニの議席を取っている時にするべきでした
自らの政権を延命させるために憲法改正は延ばしていき、ついに参議院で改憲勢力が三分の二を割ってから言うのでは遅いでしょう
憲法改正の発議には衆参両院の本会議で総議員の3分の2以上の賛成が必要となるため、このままでは発議は出来ない情勢です
もしするとなると、反対勢力の一部取り崩しが必要となり、難しい交渉で改憲内容もだいぶ変わる恐れもあります
結局、憲法改正やるやる詐欺で終わるような印象です
他の総理よりましなところや功績も多くありますが、やはり本命の部分を逃してはならなかったように思います
これではせっかく応援してきた方も、気落ちてしまうでしょう
安倍首相の功績として、防衛庁を防衛省に格上げし、日本の防衛力を高める方向に持ってきたこと
国民投票法を成立させて、憲法改正への道筋を立てたこと
安保法制・集団的自衛権により米国との協力体制の強化や、防衛に力を入れたこと
金融緩和策などのいわゆるアベノミクスと呼ばれる政策によって、景気回復をしようとしたところ(ただし消費税増税によって打ち消される)などがあげられるでしょう
その他、アメリカやロシアとの友好関係を強化し、他国とも積極的に外交している姿勢は評価されます
こうした功績もありますが、やはり大きな所で間違いを犯してはならないと思います
とりあえず習近平を国賓として招くことは、今からでも遅くないので、晩節を汚さぬよう、中止していただきたいと思います
大きな所で間違いを犯すかどうか、、
返信削除日本の明暗の分かれ目だと思いますので、中止するようどうかお願いします>_<
支持率低下…一番にこちらのサイトを思い出しました。
返信削除安倍さんがどうか中国に対抗していきますように。
ただ、安倍さん以上の政策をしてくれそうな総理候補が誰もいないということが、我が国にとって致命的だと思います。
返信削除党内で安倍総理の足を引っ張る勢力が相当いて、なかなか思うような政策が出来ないのかなあとも思いますが・・・。
国民としては、国賓をやめるように政府に意見をたくさん送るしかないですね。
うーん、中国は韓国とちがって、メンツの国である。
返信削除ただ、威張っていても受けた恩義は評価はする。逆にメンツを潰すと、経済的に損でも人民の生命を犠牲にしても対抗してくる。
政治に関与できないとはいえ、天皇陛下御自身は、どの様に思っていらっしゃるのでしょうか?そこも気になります。
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