中国を損切りせよ！

日本政府は従来通り、習近平氏を春ごろに国賓で招く予定で、変更は無いと言っています

しかし、新型コロナウイルスの蔓延によって、中国では３月の開かれる予定の全人代（日本の国会のようなもの）が延期されることが決っています



そして中国側は新型コロナウイルスの対応に追われ、日中間の調整が進んでいないとも言われています

これでは国賓来日は難しいでしょう

はっきりとお断りすべきだと思います

日本政府は経済的な利益のために、中国に傾倒しようとしています

新型コロナウイルスの対応でも、中国側から「大ごとにしないように」という要望があって、日本側は中国全土の渡航禁止をせずに、武漢からの渡航だけをはじめは止め、その後、湖北省と浙江省を追加しただけでした

結局は中国への忖度のために、日本に新型コロナウイルスを蔓延させてしまっている状況です

消費税増税による経済失速の失態もあって、それを穴埋めするためにも、政府は中国からの観光客増加によるインバウンド狙いや、中国市場への進出を求めていたと思います

しかし、武漢肺炎の流行によって、観光客も減少して、中国の都市も閉鎖が相次ぎ、サプライチェーンがマヒして日本経済にも悪影響が出ています

サプライチェーンと言うのは、製品の原材料をある国から仕入れ、また別な国からは部品を調達して、それを他の国で製造して、消費する国に配達するなど、製品の一連の流れの連鎖を言います

日本企業は、中国で商品を製造していたり、中国から部品を仕入れたりして、中国と深くかかわってきました

中国とのそうした貿易によって、物が安く出来て、消費者は安く買えるように良かったと思うかも知れません

しかし、それがバブル崩壊後の日本のデフレ不況の元凶でもあります

物が安くなると、今までと同じ量を売ったとしても、お店に入るお金は少なくなります

すると企業の売り上げが減るわけですから、従業員の給料も減ってしまいます

そうなると消費者は給料が減って、商品を買う力が落ちていきますから、ますます安いものを求めて購入するようになります

するとさらにお店の売り上げは減って…と悪循環が生まれてしまいます

日本はずっと、この物が安くなって景気が悪くなるという、デフレスパイラルに苦しんできたわけです

その原因には、中国との貿易があるのです

中国は安い人件費で、物を安く製造し、海外に売って儲けてきました

日本は中国との交易を盛んにしてきたために、デフレに苦しめられてきたと言えます

中国には日本企業もどんどん進出して、関係を深めていっていますが、今回の新型肺炎は、それを見直すべき格好のきっかけとなるべきです

中国との貿易を疎にするのは、日本にとっても痛みを伴いますが、より深い傷を負わないように、切り離さないといけません

このままずるずると交易を続けていくのは、日本にとっても少しの利益はありますが、それよりも日本の富が中国に流れていくのがはるかに多いのです

吸血動物に徐々に血を吸い取られて弱っていくようなものです

ここで一気に切り離したら出血を強いられますが、そうしないとずっと吸われ続けてしまい、いずれは日本そのものが中国に取り込まれてしまうのです

日本が中国の一自治区や一省に成り下がりたくなければ、決然と離れていくべきです

損切りするのは辛い決断ですが、それが出来なければ生き残っていけません

アメリカはすでに実行しており、模範を見せています

日本もアメリカを見習って、中国を損切りすべきでしょう

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