2020年3月10日火曜日

令和恐慌が現実化しつつあります


アメリカの株式市場ではダウ平均が急落し、2000ドル超安の下げを記録し、下げ幅は過去最大になりました



コロナウイルスの感染拡大が世界的に続く中で、原油価格も急落し、売りが加速しています

それを受けて、日経平均株価も一時は18千円台をつける急落となりましたが、その後持ち直して、先日の終値近くに戻しています

中国経済の急減速も世界経済に悪影響を与え、さらに他国にまで経済的な影響が広まってきています

日本も感染の広まりから、大規模なイベントを自粛したり、企業も自主的に休みを取ったり、出社せずにリモートワークに切り替えたりしています

観光業や宿泊、飲食業は大打撃を受けており、経済的な影響は大きなものとなっています

今回のウイルス騒動が始まりではなく、日本では昨年の消費税増税によって、大きな景気減速が起こっていました

先日発表されたGDPの改定値が、19年の10-12月期は年利換算で▲7.1%という酷い数値が出ています

このような歴史的な景気後退局面において、さらに今回のコロナウイルス騒動が追い打ちをかけてしまいます

日本は非常に危険な経済状況に陥るのは間違いないでしょう

それが不況どまりとなるか、恐慌まで進んでしまうかの差だと思います

令和になって、経済的な危機が訪れるのではないかと危惧して、別なブログでも記事にして書いたこともありますが、それが現実化しつつあるようです

これは何の科学的な根拠の無い話ですが、元号が変わってから、経済危機が起こる現象がここのところ続いていました

昭和の時代にも、昭和になって翌年の昭和二年には、昭和金融恐慌が起こっています

そして1929年、昭和四年には、世界恐慌が発生しました

昭和から平成に変わった時期にも、いわゆるバブル崩壊という現象がおこって、日本経済はその後、長期低迷を続けています

ちょうど平成に変わってから、日本の経済は失速し、今に至るまでよろしくない状況が続いているのです

そのように、ここのところ、元号が変わる時には、日本で経済危機が訪れるという事が続いていました

それで令和の時代も、その初めの頃に大きな景気後退が起こるのではないかと書いたこともありますが、どうも現実化しつつある状況です

日本政府は気を引き締めて、感染対策だけではなく、景気回復に当たっていただきたいと思います

とりあえず消費税は凍結するか、減税すべきでしょう

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4 件のコメント:

  1. 消費税凍結、賛成です。消費税廃止でもいいです。特に製造業等の生産するための材料などにも課税するのはやめていただきたいです。仕入れて在庫するのにも課税され、100仕入れて、100かっちり売り上げできるならいいけど、製造する過程においては、そうもいきません。
    だからどこも在庫を持とうとしません。
    税金を取って、補助金、控除等で還元するのはやめていただきたいです。零細企業にはそんな暇はないです。とにかく複雑だと思います。私の努力不足かもしれません。私の資質の問題かもしれません。すみません。

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  2. 昨夜米国株が大暴落したのは、
    新型コロナの感染拡大もありますが

    もっと大きいのは
    ロシアが原油価格維持のためのサウジからの
    増産要請を拒否し原油価格が25%も下がったからだと聞きました。

    コロナウイルスや経済不況で
    世界中が混沌としてきた中
    ロシアはアメリカを牽制してきた形に。

    原油価格が暴落すると世界2位の原油生産国であるアメリカには相当の痛手になるそうです。

    ここに来て影に隠れていた大国ロシアが動き出してきて不気味です。

    コロナウイルスだけじゃ今後収まらない事態とはこの事でしょうか。

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  3. さあ、さあ来ました。
    明日以降、麻生大臣は何を減税するか注文です。
    https://jp.reuters.com/article/aso-tax-idJPKBN20X0GU

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  4. 消費税減税又は凍結、賛成です。
    主席の春の訪日はとりあえず無くなりました。
    次はデフレの元凶消費税です。
    我が国には馴染みません。

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