中国が仕掛ける次の策略｜医療品の次は食料品の買い占め？

いま世界では医療品の不足に苦しんでいます



武漢肺炎のパンデミックにより、世界的な感染拡大と共に、防護服やマスクの需要が急増し、各国で品不足が発生しています

日本でも布マスクを各世帯に２枚ずつ配るような政策が取られるほど、マスク不足が深刻であり、医療関係者にまで品不足が起こってしまっています

こうした医療品不足の背景には、中国の動きがあります

まず世界で販売されているマスクなどの医療品は、製造が中国であることが多いという問題があります

アメリカや日本のメーカーであっても、製造は人件費の安い中国で行われていたのです

そのため中国で都市封鎖がなされ、生産が中止になると、各国で品不足が発生するという事態が起こりました

さらに中国政府は、日本や海外の企業が製造させていた中国の工場に対して、輸出させないように止めました

そのため中国で製造したマスクなどが、日本にも入ってこなくなったのです

中国からマスクを送られて喜んでいる政治家の方もおられますが、本来は日本の企業が製造させていた製品を出荷停止にしたために、日本でも不足が生じているのであり、お礼を言うのはずれているように思われます

さらに日本では、中国を支援するためと言って、大量の備蓄していたマスクや防護服などを、中国に送ってしまいましたので、肝心の日本人が使う分が不足してしまうという悲劇が生じています

困っている他国を助けるのはよいことですが、それは自分に余裕があるからできる事です

そして中国当局は、武漢肺炎が深刻な感染拡大を生じている事を世界に伏せながら、大量の医療品を世界から買い漁っていた事実があります

おもに一月から二月にかけて、中国企業が海外で大量に医療品を買い占めていたのです

世界的な医療品不足の背景には、中国による買い占めや、出荷停止が原因で起こっているのです

それなのに、中国政府は各国に医療物資を支援すると称して、救世主のような立ち居振る舞いをしています

このように世界に迷惑をかけ続けている中国ですが、次には新たな買い占めに走る可能性があります

現在は医療品の品不足が深刻となっていますが、その次には食料品の世界的な不足が訪れます

それを見越して中国は買い占めをはじめようとしているように見えます

アリババという中国のアマゾンのような企業が、北海道の物産に目をつけているのではないかと指摘する人もいますが、そのように世界的に食料品を入手しようとする動きもこれから出てくると思います

中国も豚コレラや鳥インフルエンザの発生、そしてツマジロクサヨトウやサバクトビバッタなどの虫による食害で、これから食糧難になっていく可能性があります

さらに海外でも農業への外国人労働者の不足から、農産物の生産が落ちる事から、すでに世界的にも食料品の輸入規制が活発化してきています

日本はある程度の備蓄はあるとはいえ、現状では次の危機に対応しきれていないように思います

今後はそうした食料危機も訪れる可能性がありますので、日本も何らかの手を打っておくべきでしょう

また医療品のように、食料も世界に分け与えて、いい顔しながら自国民を飢えさせるような馬鹿な真似をしてはいけません

こころらへんもしっかりと先を見据えて手を打っていかなければならない所です

中国は医療品の次に、食料品も買い占めて、世界を従わせる材料に使っていかないとも限りません

おそらくアメリカが穀物等の輸出大国ですので、医療品のようには中国の思惑通りにいかないと思いますが、その動きは注視しておかないといけません

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