2020年6月15日月曜日

東京感染者48人、都知事選の論点


東京では昨日のコロナ感染者47人に続き、今日は48人となったそうです



そのうちの20人はホストクラブなどに勤める人に対する検査で判明したとのことです

集団検査を強化したため感染者は増えたという事ですが、今後増えていくかどうかで都知事選にも影響していくでしょう

現職の小池百合子氏は、11日に東京アラートを解除して、その翌日に都知事選の出馬表明をされています

感染者がこのまま減少していけばいいですが、もし増加傾向が続くならば、小池氏への批判も起こって、選挙では不利になるかも知れません

知事選では現職が有利であるため、今のところ小池氏が再選される見込みが強いでしょう

一般的には、緊急事態宣言による自粛をもっと続けて、ウイルスを抑え込んで欲しいと思う人が多いでしょう

しかし、これだけ世界中で感染拡大を続けるウイルスを、完全に封じ込める事は難しいと思います

もちろん、みんなが自宅に引きこもって、誰とも会わないようにすれば、感染は止められるでしょう

ですがそうなると経済が止まってしまい、別な問題が起こってしまいます

ウイルス感染で死ぬよりも、経済的な問題で自殺したり、身体を崩して亡くなる方の方が増えてきてしまいます

いまは感染を封じ込めるために、経済を犠牲にしていますが、もうこれ以上続けるのは大変危険でしょう

私は以前より恐慌が訪れるのではないかと述べていますが、そうした恐ろしい事態になりかねないのです

街中が失業者であふれるような状況も危機的なものがあります

感染予防については各自にまかせて政府や自治体はこれ以上抑え込まない方がいいでしょう

感染したくない人はずっと自宅や田舎に閉じこもっておけばいいですし、経済的に余裕がない人は街に出て仕事をする選択を得られるべきです

自粛だけ要請していて、売り上げの補償もないわけですから、あとは各自の判断に任せるべきではないかと思います

うつりたくない場合には、街に出る時にもマスクや手洗いを徹底して、免疫力を上げる努力をして乗り越えていけばいいのです

一般の方からは、これから経済がどうなっていき、人々の暮らしが危機に向かっているのが分からないため、目の前の感染のリスクに意識が向いてしまうのは仕方ないでしょう

政治家はより高い所から問題を俯瞰し、トータルで考えてより良い選択をしていかなくてはなりません

そのため、今はもう自粛を進めていくよりも、経済を再始動させ、少しでも破産や借金で首が回らなくなる人、失業者を生み出さないように努力しなくてはなりません

おそらくそれは票はあまりとれない政策かも知れません

まだ経済が深刻な状態になっている事を、多くの都民は実感していないでしょうから、感染の予防の方に目が行ってしまうのは仕方ないと思います

ですが未来の都知事になる人であるならば、未来を見越して高所から判断していなかければならないでしょう

まだ時期の早い助言となりますが、今のうちに警告しておきたいと思います

関連記事



3 件のコメント:

  1. 基本的には賛成ですが、ブラジルやスェーデンの例をどうお考えになりますか?
    ご教示頂ければ幸いです。

    返信削除
  2. 配るのは聞こえはよいですが、貰った方が、意見を言えなくなり、社会主義に走ると前にこのブログで見た気がします。
    ある程度経済を回して行かないと、行政の言いなりになります。
    売り手も買い手も各自がウイルス対策をして、自己責任で行って行かなければいけませんね。
    そのためには、消費税はしばらく凍結すべきだと思います。

    後、私は、東京都外に住んでいますが、都知事選挙、ばら撒き等、聞こえがよい立候補者には、都民の方にはくれぐれもお気をつけ頂きますようお願い致します

    返信削除
  3. 感染で死ぬよりも、経済的な問題で自殺の方がより深刻。これは立花さんや七海さんが常に話されてますね。感染しやすい条件は2月も今も変わってません。実は感染者のほとんどが日本人ではないのですから。

    返信削除