コロナ禍によって世界では都市封鎖が行われたり、現金給付や補助金、助成金、支援金などを出す動きが活発です
都市封鎖をすると言う事は経済を止めるわけですから、当然、景気が悪くなってきます
そこで国民に直接現金を配ったりとか、緊急融資したり、いろんな救済措置がとられることとなります
それは一時的には必要でありますけど、これが常態化して国が国民生活にどんどんと入っていき、そのうち何から何まで政府まかせで、国民は従っていくだけになってくる危険性も高まってきます
つまりは国が社会主義化して、政府が何でも決めて、国民は従うだけの国になっていく危険性があるのです
政府が補助をするという事でありがたがっていると、その財源のために増税をする方向に話を持っていかれます
国民から税金で巻き上げて、それを政府が分配するわけです
そうすると政府の権力が強くなって、国民は自由が失われていきます
北朝鮮や中国のような国を想定しているといいでしょう
そのように国民は政府に従うしかない国に向かっていく危険性があります
増税というのは、たんにお金を多く持っていかれるから嫌で反対しているのではなく、それは政府が国民の自由を奪っていく行為だからです
税金が増えていくほどに国は社会主義化していき、政府はこれを分配する権限があるため、巨大な力を持っていき、国民を苦しめるようになっていきます
以前の記事で政治家が自粛を求める放送をしているのを見て「自分の言葉で世の中が動いていく事に、快楽を覚えている政治家がいるのが分かります」と述べたことがあります
政治家になりたい方には、権力志向が強く、自分の言葉で世の中を大きく動かせることに快楽を覚える類の人が多くいるのが分かります
ですので、そうした政治家に任せていると、国は税金を増やし続けていき、その金を自分たちの権限で分配する事に喜びを感じ、その方向に進んで行くでしょう
先日も諮問委員会に経済専門家を加えるようになって、その中の人を見ると増税派が選ばれている事を指摘しました
政府は、武漢肺炎の被害によって、大規模な財政出動をしたのに対して、今後は増税をしようと考えているのが分かります
これだけ財政出動したのだから、増税したいと考えている事でしょう
しかし、日本が景気悪化したのは、昨年の消費税増税からでした
年率換算でマイナス7%を上回るような深刻な事態に陥りました
これに輪をかけて被害を拡大させたのが武漢肺炎による経済被害です
日本が大不況に入っていくきっかけを作ったのが増税であり、それを回復させるためにさらに増税を選ぶなどはあってはならないことでしょう
むしろ以前から述べていますように消費税の凍結など、減税によって景気を回復させ、この国難を乗り切っていかなくてはなりません
間違ってもさらなる増税で、経済をダメにしてはならないです
増税していく事は、景気を悪化させていくとともに、国が社会主義化していく道を選んでいる事を知っておくべきでしょう
いつも勉強になります。
返信削除先生の仰る通りです。
私は、最近、会う人会う人に消費税凍結と言っています。
お年を召された政治家は、減税、凍結すると将来誰が責任をとるのか言っていますが
この2、3年を乗り越えないと将来はありません。
凍結してみたらよいかと思います。凍結により、この恐慌の中、利益が出る事業者が、少なくともいると思います。すると自然な納税が増えると思います。
希望的観測ですが。
まさしく、「あってはならないこと」ですよね。
返信削除そのようなことに対して皆が声を上げることは、闇に光を当てることです。
光が当たれば、そのような闇は消えていくはずですね!
なぜ減税による経済回復を図ろうとしないのでしょうか?高い山は広い裾あってこそ存在出来ます。裾野の一般人が疲弊し崩れれば、やがて裾野の上に立つ山頂も無事ではいられないでしょう。家を支える土台をケアして補強して大切にして欲しいです。
返信削除権力志向が多少高いのは仕方が無いにしても、自分の言葉で世の中が動いてしまうのならば逆に恐ろしさを感じなければならないのに。
返信削除いざとなればその権力志向欲を簡単に捨てることが出来る精神力を持った人に国の政治を任せたいのですが、その器が無い人間が選ばれてしまっていますね。選考制度にも限界がありすぎるのではないでしょうか。
今、増税推進する人間、減税を推進する人間、を見極めていく必要があると思います。勿論次世代の為に後者を応援していかなくてはいけないですね。