このままの状態だと、今年の秋には日本で未曽有の大量失業者を生み出すことになります
感染者数の増加を懸念して、各地で自粛ムードが高まっており、私の地元の沖縄では独自の緊急事態制限が出され、東京都や大阪府でも時短営業などの自粛要請がなされています
感染拡大を防止するため、各自が手洗いやマスク着用など気をつける事はよいですが、このように経済を止めてしまうと、経済危機が恐ろしいものになってきます
沖縄を例に取り上げますと、国際通りという普段は観光客でにぎわう、沖縄のメインストリートがあります
この国際通りの表通りには約470店のお店があります
それが今回のコロナ騒動で客が激減し、約80店舗のお店が閉店や休業してしまっています
それがさらに緊急事態宣言を出して、自粛を求めるようになれば、何とか踏ん張っていた店も軒並み倒産や閉店に追い込まれるでしょう
新型ウイルスの流行は、これからも何度か波となって増減を繰り返していきます
その度に自粛用紙絵などをしていては、本当にお店などは壊滅的な被害を受けます
多くのお店が閉店に追い込まれ、失業者も大量に出てくるでしょう
有効求人倍率は昨年までは1.6倍ほどあったものが、今年になって落ち込みが激しくなり、6月は1.11倍まで落ちています
有効求人倍率というのは、お仕事を探している人に対して企業が求人している数の割合を言います
有効求人倍率が1倍を超えると、お仕事を探している人よりも、仕事をしてくれる人を求めている数の方が多い状態で、1倍を割ると、仕事する人を探す企業の求める人の数よりも、お仕事を探している人の数が多いという事になります
この数が少なくなってきたら、仕事を探すのが難しくなるというものです
今は一倍を超えていますので、まだマシな状態ではあります
しかし、今はお店を休業していて、従業員も休んでいる状態のところも多いでしょう
お店を自粛して閉めているものですから、従業員も休んでもらっていて、その間一部だけ給与を払われるか、もしくはゼロのところもあるでしょう
そうした人は今たくさんいると思われますが、カウントはされていません
また更に自粛が続いていくとなると、もう雇っていられなくなるので、これから大量の解雇が発生してくるでしょう
今はお店などは国や地方からの助成金や補助金で何とか繋げている状態です
自粛がさらに長引いていくなら、もうやっていけなくなり閉店する所が大量に出てきます
今は政府から雇用調整助成金が出ているため、何とか従業員を解雇せずに雇っていますが、それが9月いっぱいで切れる事になります
今のところ延長するという話がないため、雇用調整助成金が来月には切れてしまうのです
新型ウイルスはすぐには収まりませんので、来月になっても感染者は出ているはずです
それで自粛ムードが続いているなら、助成金が切れたら解雇することろが大量に出てくるはずです
これを回避するためには、雇用調整助成金を延長するしかないでしょう
しかし、それは財政をひっ迫させていく事になりますので、いつまでも続けてはいけなくなってきます
根本的な対処は、自粛ムードは撤廃して、感染防止の対処をしつつ、普段通りの生活に戻るしかありません
このウイルスは飛沫感染が高いようですので、飛沫が他人や飲食物に飛ばないように注意すればよいと思います
接待をともなう夜の街や、昼カラなどで感染拡大が多く見られるのも、飛沫が飛んで他人や飲食物についてしまう事があるからと思われます
逆に密着していても、電車などのマスクをして大声で叫ばないような所では、感染が見られないようです
3密に注意と呼びかけるよりも、飛沫に注意と呼びかけた方がいいかもい知れません
そこらへんは専門家がもっと現状を把握されて、正確にご指導いただければと思います
上記で上げたような危険な部分は注意するとして、それ以外は日常に戻っていくことでしょう
貴殿の御意見は正しく慧眼かと存じます。
返信削除我が家も、コロナとの距離を計りつつ、しかし商売を止めないように自衛しなければ、来春まで持たないと考えております。