2019年12月11日水曜日

安倍首相がA級戦犯になる日

以前から当ブログでは習近平を国賓として招くことに反対してきましたが、その危険性が認識されてきたのか、いま、いろんなところから反対の声が上がってきています



前もブログ記事で紹介した事がありますが、自民党の保守系グループ「日本の尊厳と国益を護る会」の青山繁晴らは、昨日も首相官邸を訪れ、中国が香港やチベット市民に対する人権弾圧の姿勢などを改善しない限り、来春予定する習近平国家主席の国賓としての来日に反対する決議文を岡田官房副長官に手渡しています

産経新聞でも昨日は、アメリカで香港人権法や、ウイグル人権法が決議されている事に触れ「隣国日本の国会は決議ひとつしていない。弾圧の最高責任者である習近平中国国家主席を国賓に招くことに疑問を呈した党は見当たらない」と述べています

さらに保守系のメディアであるチャンネル桜で、昨日は「習近平来日阻止へ!全ての日本国民は起ち上れ!」という動画をアップされていて、反対署名活動を開始されています


さらに日本共産党の志位和夫さんでさえも、国会閉会でのあいさつで以下のように語りました

「いま安倍政権の姿勢は、習近平主席の来春の「国賓」での招待を最優先にして、相手のご機嫌を損ねるようなことは言わない。言うべきことを言わない。これにつきると思います。

尖閣諸島周辺で中国公船による領海侵犯などが繰り返されておりますが、抗議一つしません。香港では重大な人権侵害が行われています。わが党は弾圧の即時中止を求める声明を発表し、中国政府に伝えました。しかし、日本政府は、抗議一つしようとしません。こんな情けない外交でいいのか。」

まともです。共産党でさえまともな批判をしています。

このように習近平の国賓について、その危険性がだんだんと理解されてっているようで、反対の声が広まっています

おさらいとして述べておきますと、政府から来春に中国の国家主席である習近平氏を、国賓として招くという話が出ています

習近平氏とは現代のヒトラーと評される人物であり、現代のアウシュビッツ収容所といえる、ウイグル人強制収容所を作り、少なくとも100万人といわれるウイグル人を拷問し、彼らの信仰であるイスラム教を棄教させ、また内臓を奪取して臓器売買するなど、非人道的な行為を行っています

そうした現代のヒトラーを国賓として招き、天皇陛下と会見させ、握手を交わさせる姿が世界に配信されたなら、歴史に汚名を残すことになるでしょう

かつて中国は天安門事件を起こし、国際社会から批判を受けて孤立していましたが、日本が助け舟を出して、天皇陛下のご訪中があって、それによって国際社会に復帰出来たとう過去があります

そのように中国は国際社会の批判をそらすために天皇陛下を政治利用し、助かったという歴史があります

ウイグル問題や、香港問題を抱える中国の習近平を国賓として招き、天皇陛下と会見する姿が流されれば、国際社会には「日本は中国の大虐殺を容認した」と受け取られるでしょう

かつて第二次大戦でも日本はドイツやイタリアと同盟を組み、そして敗戦した過去があります

その時の日本の政治指導者の中にはA級戦犯とされ、いまだに汚名を被っている人も多いですが、これは敗戦したからという事もありますが、日本がユダヤ人を虐殺したナチスドイツと組んだため、同様の悪い国として国際的に認識されてしまっているからでもあります

確かに日本は戦争をしましたが、ナチスドイツのような悪行をしたわけではなく、むしろナチスに近いのはアメリカの方だったでしょう

アメリカはナチスがユダヤ人を虐殺したように、日本の都市への大空襲や原爆投下によって、無辜の民を大量に虐殺しています

日本はむしろ人種差別に反対であり、ユダヤ人を助けるような動きもありました

しかし戦時中の日本がここまで悪く言われ、指導者らにA級戦犯の汚名をかぶせられた要因の一つには、ナチスと組んだことがあります

ユダヤ人虐殺を行っているナチスドイツと組んでしまったがゆえに、日本もファシズム国家とされ、非常に悪い国だったというイメージを未だに他国に植え付けてしまっているのです

今また現代のナチスドイツと同じ悪行を働く中国共産党がいて、日本がまたかつてと同じように悪名高い国と組むのなら、日本はさらに後の歴史に汚名を残し、同様の国と評されていまします

もし習近平を国賓として招き、天皇陛下と会見し、日本が中国の肩を持つのなら、安倍首相もA級戦犯と同様の汚名を、歴史に刻むことになるでしょう

はたしてそんな汚名を残したいのかもう一度考えなおすべきです

安倍首相が習近平を国賓として招こうとした背景には、経済的に中国の力を借りたいという思いがあるのでしょう

中国市場に日本製品が売れて、観光客として中国人が大量に来てくれれば、経済的に日本は潤うので中国に対して低姿勢であたっています

そもそも、そこまでして経済で中国頼りになるのも、安倍首相が行ってきた消費増税の失敗が原因なのです

安倍首相になってから二度も消費税が増税され、景気は悪化してしまいました

これを挽回するためにも、中国と友好関係を続けたいという思いがあるのでしょう

消費税の増税が間違ったものであり、景気の回復を図るためにも、トランプ大統領のように日本も減税すべきだったのです

アメリカが中国に強く出ていける背景にも、アメリカの好景気があります

トランプ大統領の減税などによる経済政策で、アメリカは失業率が49年ぶりとなる低水準となり、株価も史上最高値を更新しています

GDPの伸びも2.1%と先進国中ではとても高い水準です

もしFRBによる立て続けの利上げが無かったなら、3%を超えていただろうと言われています

FRBというのは連邦準備理事会と言いますけど、日本で言う日銀のようなもので、ここが利上げをすると景気を引き締める効果がでて、簡単に言うと景気が悪くなるのです

FRBの失敗によってアメリカの景気は少し落ちてしまいましたが、それでも他の先進国と比べたら凄い成長をしています

一方で日本はトランプ大統領とは逆の増税に走ってしまい、アメリカの好景気でその恩恵を受けるべき時に景気が悪くなることをしています

安倍首相の失政によって日本は景気が悪くなったため、中国にたいしても媚を売るような態度に出てしまっているのです

過去と同じように誤った選択をして、汚名を歴史に残し、日本国民を不幸に陥れるような事をしてはなりません

安倍首相には、強く再考を願いたいと思います

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5 件のコメント:

  1. 日本国内のシナに忖度した報道では知ることができませんが、シナは国内の経済が相当危うくなっているようですね。
    日本の企業がシナを市場として有望視するのは浅はかすぎて謎です。かつての日本のように一億総中流社会と言われたような庶民がそれなりに豊かな生活を送れているようならともかく、ごく一部の都市部に住む階級しか富がありません。
    ちょこちょこシナの経済ウォッチをしているとその富もこれからどんどん失われていくように予測されます。

    香港からも貿易からもドルが手に入らなくなったシナは円を頼っており、日本が手を貸さなければ自壊に向かうのでは…と(楽観がすぎますかね)期待しています。
    我が国の舵取りが正気であることを願うばかりです。
    安倍さん!!!!

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  2. 安部さん、早く目を覚ましてください!

    日本の子供たち、孫たちのために…
    そしてもちろん、ご自身のためにも!

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  3. 本日のブログ
    私が最近思っていた消費税増税の失策
    先生が言ってくださいました。
    今になって、緊急景気対策をうつ
    はじめから、税率上げなければいい話で
    その失策を挽回するために中国に擦り寄る。
    自己保身に走る
    末期です。最近は政府に失望です。。

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  4. 今年の春、安倍さんの側近である羽生田さんが、消費税増税は経済短観を見てから判断するという発言したとき、さすが安倍さん、増税止める気だなと思っていました。
    しかし、モリカケで財務省に借りをつくった安倍さんと麻生さん
    財務省のせっかく作った法案をまた、お蔵入りさせられてたまるかと官僚の圧力に押しきられて
    増税を実行

    政治家は国民の代表たがら、役人の言いなりになってはいけません。

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  5. 日本の首相が変わる事を心から願います。

    地位に執着するあまり日本の為に国民の代表という本来の立場を忘れてしまった、安倍さん。
    あんなに人の良さそうなお顔をしているのに。
    昔の民主党に意見をするときはとても頼りになる存在だっただけに残念で仕方ない。

    ネットの意見などを見る限り、まだ安倍さんのことを「安倍ちゃんを悪くいうな」的な安倍さんに対して親近感を抱く書き込みが目立ちます。
    私も洪さんのブログに出会わなければ今も同じ気持ちで安倍さんを応援していたかもしれません。
    今や日本を1番危険に晒している危険人物なのに。

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