2019年12月22日日曜日

中国と韓国が反日となる理由


中国と韓国は日本の隣国なのですが、反日的な国であることも知られています

それはかつての歴史で、日本が彼らを苦しめたからだと言われることも多いですが、実際には別な理由があります

中国共産党と韓国とが反日で一致しているのは、彼らの建国そのものに課題を抱えていて、それが反日に転化していっている面があるでしょう

中国では国民に、かつての日本を残虐非道な侵略者として教え、中国共産党はその日本と勇敢に戦ったような嘘を教えています

しかし実際のところはどうだったかというと、中国共産党は蒋介石と日本軍を戦わせるため、むしろ日本軍に国民党の情報をリークしていたりていました

遠藤誉さんの書籍『毛沢東』を取り上げて紹介した事もあります

中国の人質外交!日本政府は声を上げるべき

実際には中国共産党は、日本軍と正面切って戦ったのではなく、むしろ自国の不利になるような情報を流したりもしていたのです

結局は日本と蒋介石の国民党が戦って、そのどさくさに紛れて権力を握ったのが中国共産党です

中国共産党は日本と戦って、勝利して建国したのではなく、漁夫の利を得て、中国を手に入れたわけです

こうした建国時の正統性の無さや、自分たちの負い目の部分を塞ぐために、中国共産党は反日になっているのです

必死に中国国民に、共産党の正統性を訴えるため、日本がどれだけ残虐であったか、そして自分たちが勇敢に戦って負かしたという嘘を流し続けているのです

政治には国民からの支持が必要ですから、自分たちが正統性を持っている事が大切になります

そうしたものが実は無いがために、虚偽の歴史を作り上げ、日本を悪者にしていきました

これは韓国についても言える事です

韓国は日韓併合から、日本がアメリカに敗戦する事によって独立しました

韓国も自分たちが日本と戦ったり、独立運動で勝ち取って建国したわけではありません

日本が敗戦したために、結果的に独立というコマの目が出てきたようなものでした

こうした状況から、国家としての正統性を示す根拠がなく、自分たちを立たせるために、反日を利用しているわけです

日本はどれだけ悪い事をしたかという事を並べ立てて、それで自国の独立の正当性を訴えているわけです

筑波大学教授の古田博司さんも似たような話をされています

ウリジナル(ウリ=朝鮮語で「我々」の意+オリジナルの造語)という言葉があるように、韓国では他国の文化も自分の国が起源だと述べる事があります

たとえば、侍、日本刀、剣道、空手、歌舞伎、折り紙、寿司や沢庵に至るまで、起源は韓国のものだという主張がされたりします

こうしたウリジナルに固執してしまうのも、自分の国の正統性に問題があり、建国時の屈折したアイデンティティーが影響しているのでしょう

「日本が悪い国だから、自分たちで戦って追い出した」という歴史であれば、自国を誇りに思い、正統性を感じさせたのでしょうが、実際には自分たちは何も出来ずに、外的な要因で独立となったため、アイデンティティーの危機が生じているわけです

その屈折した感情を何とか修復しようとして、日本が悪いという考えを持ち、無理に自分たちが偉大だと思いこもうとしているのです

中国や韓国とも、建国時の問題から、反日になってしまっていると言えます

それは日本の問題というよりも、彼らの国の内部で抱えている問題と言えるでしょう

日本人はまだまだ謝罪が足りないからだとか、誠意をもっと示すべきだと考えてしまうかも知れませんが、そうした彼らの事情があることも知っておくべきでしょう


2 件のコメント:

  1. 中華人民共和国が成立した時の大行進の写真をみたことがあるが、スターリンとレーニンの巨大な写真を掲げていた。ソ連の偉大な指導者の支援で内戦に勝ったという証であり、いわばソ連の中の自治共和国、あるいはソ連の傀儡として建国されたというのが実態であったと思う。ソ連は崩壊し、ロシアと軍事同盟しているわけでもなく、自由主義陣営からは敵視され、現代中国には同じ価値観と体制をもつ友達がいない。

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  2. こっちゃマン2019年12月22日 20:19

    今日もある人の動画で、過去を根に持つ人はだいたい嘘をつくので、そういう人と友達になってはいけないと言っていて、中国、韓国がまさにそうではないかと思いました。
    一番近いから仲良くしとこうではなくて、距離は離れていても共に発展できるいい国と友達になった方がいいのではないでしょうか?

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