2020年1月14日火曜日

イランの政権崩壊を狙うトランプ大統領


8日にイラン上空を飛ぶウクライナ航空機が墜落する事件が起こりました

これに対して当初イランは関与を否定していたのですが、後になって誤射を認め、謝罪をしています



イランが間違いを認めて謝罪するのは珍しいことです

当時はイラク内にあるアメリカ軍施設にイランからミサイル攻撃を行い、それに対して米軍からの報復攻撃を警戒していた所に、ウクライナ航空機を米軍からのミサイルと見誤ったため撃墜してしまったようです

アメリカやカナダの情報機関は間もなく、イランの地対空ミサイルが墜落の原因だと証拠を割り出してきたため、イランも否定しきれずに謝罪するまでにいたりました

航空機にはイラン人も多数乗っていたため、この誤射によって、再び反政府デモが活発化しています

米軍のソレイマニ司令官の殺害によって、イランでは反米デモが広がっていたのですが、それが反政府デモに転換しているといえるでしょう

当ブログでもイラン内は一枚岩ではないと以前に指摘しましたが、イラン内にはソレイマニ司令官への批判もありますし、現政府指導者への反発も高まっています

これはアメリカなどの経済制裁によって、イラン内が経済的な苦境にあり、生活に困っている国民が、現政権に批判を向けているためです

アメリカのトランプ大統領はこのデモ側を肯定しています

トランプ大統領は経済界出身らしく、経済的に相手国を弱らせて、白旗を挙げさせるような作戦を好んでいると見えます

かつての日本の戦国時代の戦いでも、秀吉などは敵の城を包囲して、兵糧攻めで落とすことを得意とし、城攻めの名人と言われました

トランプ大統領はそれをさらに大規模に行っているようなもので、一国に包囲網をしいて兵糧攻めで落とそうとしています

イランについても追加の経済制裁をかけるといっていますが、経済的に締め上げる事で、国内から揺さぶり、クーデターや体制崩壊を待っているのでしょう

今回の反政府デモの高まりもあり、イランで体制が変わる可能性はあると思います

イランの政権にとっては今非常に苦しい立場だと言えるでしょう

この急場を凌ぐためには、日本などが協力して、イランとアメリカとのトップ会談をおぜん立てするなどの両者が歩み寄る場所を提供する必要があります

イランを北朝鮮と同じような国とする見方もありますが、イランでは大統領を選挙で選んでいますので、民主主義的な国家と言えます

ただかつての宗教をもとに国家運営していますので、西洋からすると女性の取り扱いなど、人権意識が薄いと感じられるでしょう

それと宗教指導者としてハメネイ師が国のトップにいますが、これが民主的ではないという意見もあるかと思います

実は日本もある意味似ていて、日本国には天皇陛下がおられて、そのもとに選挙で選ばれた政治家から総理が選ばれるようになっています

天皇陛下は祭祀の長でもありますので、イランの国体と似ている部分はあります

イランは表現の自由や結社の自由などがまだ不十分なところもありますが、北朝鮮や中国などとは違って、いちおう民主主義的な国家運営をしているところではあります

ですので完全に滅ぼしてしまうというようなことは間違いであり、歩み寄りの余地はあると思います

もっと互いに話し合っていく必要があるでしょう

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1 件のコメント:

  1. イランが核開発を完全放棄した場合、イスラエルの核をどうするのかという問題と、イランに核の傘を誰がどう与えるのかという問題がある。

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