2020年6月1日月曜日

中国経済を破壊するカギを握るトランプ大統領


昨日はトランプ大統領がWHOからの離脱を示唆して事を取り上げましたが、同時に対中国に対して重要な事も発言しています



アメリカのトランプ大統領は、中国政府の新型コロナの対応や、香港の自治を脅かす国家安全法を制定した事を踏まえて、いままで香港に認めていた優遇措置を撤回し、米国市場へ上場する中国企業への投資の制限や、また中国当局者へのビザ発給を止めると表明しました

トランプ大統領は、今まで中国への制裁として関税をかけていましたが、香港は例外的にされてきました

中国本土からアメリカに輸入される製品には、高い関税がかけられていたのですが、香港からアメリカに向けた製品にはその関税はかからないように優遇されていたのです

そうした優遇措置が撤廃され、香港からの製品にも高い関税がかけられるようになります

香港はアメリカドルとペッグ(連動)する通貨の香港ドルを発行していますが、もしアメリカが交換を停止する事態になれば、香港ドルは一気に紙くずになってしまうでしょう

香港ではその事を恐れて、今のうちに米ドルに換えようとする人が大勢いると言います

今回は制裁の中に交換停止はありませんでしたが、香港経済の命綱と言いますか重要なカギを握っているのはアメリカ側にあると言えるでしょう

もしもアメリカがその気になれば、香港経済を壊滅させることも可能だという事です

さらにアメリカの保守派の民間団体「Committee on the Present Danger: China(CPDC)」は、国際的な資金決済のネットワークである国際銀行間通信協会(SWIFT)から中国を締め出すように主張しています

もしそうなれば中国系銀行は米ドルを扱えず、貿易決済が出来なくなり、中国経済を崩壊させる力があるでしょう

中国は人民元の国際決済を進めていますが、現状は米ドルとの交換で貿易が成り立っています

このように香港ドルと米ドルとの交換停止、中国をSWIFTから締め出す事によって、アメリカは中国経済を崩壊させることが出来ます

中国経済の運命のカギはトランプ大統領が握っていると言えるでしょう

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4 件のコメント:

  1. 今のトランプ大領は共産主義国を潰す為の神の使いとも思えます。
    日本は、もたもたしていないで、こう言う時こそトランプ大統領に追随して欲しいと思います。そうしないと日本は世界から中国寄りと認定され窮地に立たされるでしょう。後ろで手を繋ぐ事は止めて、今こそ脱・中国を推進すべき時だと思います。

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  2. いつもわかりやすい解説をありがとうございます。
    このようなことからも、やはり依存関係にあるというのは良くないのだと思いました。
    自立していれば、周りの状況は関係ないですもんね。
    争いをせずに平和でありたい日本のような国は、国としても国民としても自立と自衛が不可欠なのだと思います。

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  3. 今までお金中心の資本主義には批判的でいましたが、トランプ大統領の姿勢や強い意志を知り、考え方が少し変わりました。
    資本主義の良い面(自由や成長など)は活かしつつ、悪い面(貧富の差や環境問題など)を改めて、より良い社会にしていけたらと思います。

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  4. 皆さん、「妙佛DEEP MAX」さんのYouTubeをご存知でしょうか。
    私はこの方のかばん持ちでもなんでもないですが、きわめて重要な中国の情報を知らせてくれる方として、大変人気のある方です。
    日本を愛しております心根が隠しようがないくらい日本愛あふれる人に思えます。
    この妙佛さんが6月1日にYouTubeに載せました内容は洪さんのこのブログをさらによく理解する上で、きわめて重要な内容でありました。
    「アメリカは具体的にどのように世界中のマネーを吸い上げているか」との題名がついております。SWIFT銀行が国際送金手数料で儲けていることや、国際送金を牛耳ることができることなどをわかりやすく解説しております。
    イランの石油が買えなくなった理由やあるイランの大物が去年だったかアメリカ軍によって暗殺された本当の理由などもさらりと述べておりまして、もう大丈夫か、YouTube削除されるだろう、と心配になるような情報のてんこ盛りです。
    実際、皆さんこの6月1日の妙佛さんのYouTubeは削除されてしまうだろうから早く視聴しとかないと間に合わなくなりますよ。
    中国は言語道断だけれども、アメリカもお金のからんだことは手段を選ばない国ですよね。
    南米のパナマとかいろんな南米の国では石油利益を国民に還元しようとした政策者が飛行機事故で死んでいきましたよね。何人もね。
    死んでいった南米の政策者はまもなく殺されるだろう、と、言葉に残していて、そのとうりに飛行機事故で死んでいってね。
    でも、セントラル・サン、銀河の光が闇を暴いてくれます時代がきましたので、私は明るい未来を信じております。

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