小池百合子の政治資質はどうか？

東京都の現職の知事であり、今回の都知事選にも出馬される小池百合子氏について感じた事を述べてみたいと思います



彼女については以前に別ブログで取りあがたことがありますが、資質としてどうなのかというクエスチョンがつく方です

今回は新型コロナウイルスでの活躍で人気が上昇しているようではありますが、やっている事は問題が多かったのではないかと思います

毎日ネットで感染者を報告して、増えた減ったとやっておりますが、それによって人気は上がったのでしょうが、経済を減縮させた効果と、自警団のような監視社会を強める結果になった点があります

はたして流行を抑えるのに効果があったのか疑問がありますが、経済を減縮させた実績は間違いなく高いでしょう

知事の発言や行動で、これほど経済に打撃を与えたことは、歴史的も稀な事であると思います

そして「東京アラート」を発動して、夜の歓楽街に見回り隊の結成を検討するなど、監視社会を強化させる方向に進んでいます

小池都知事は、北京に都の防護服を寄進するなど、中国寄りの姿勢が目立ちますが、思想的には中国と同じような強権で人々を監視する政治を志向しているのではないかと思います

また、休業要請にこたえてくれた店舗については協力金として50万円を支給するなど、バラマキ型の政治手法を取っています

究極のバラマキ政治は共産主義でしょうから、これも小池氏が中共的な政治に近い考えの持ち主であることを示していると思います

東京都には都の貯金とも言える財政調整基金が九千億円ほどあったのですが、それをコロナのバラマキで、ほとんど使い果たしています

裕福であった都の財政を、一代で見事に一気に食いつぶしています

よくお金持ちの家庭の息子が、周りに大盤振る舞いして人気を集めて、親の金を食いつぶす人がいますが、それに近いように感じます

どうせ自分で稼いだお金ではないから、周囲に振る舞って自分の人気を得ようとするわけです

世間では河井夫妻が買収容疑で逮捕されたことが騒いでいますが、使った費用は一億円程度のものでしょう

小池氏の場合には、自身の人気のために、一兆円近くを使い、それは一万倍になります

一億円程度で騒いでいるのに、一兆円近くが使われたのには騒がないのも不思議ではあります

小池さんの政治手法は何かと考えたら、特徴的なのは、国民に浸透するようなキャッチフレーズを使う事と、仮想敵を作る事でしょう

キャッチフレーズで言えば、環境相時代に「クールビズ」という言葉を流行らせていました

最近は「ロックダウン」とか「ステイホーム」とか「三密」などの言葉で人の耳目を惹いています

ただそれはコピーライターの才能であって、政治家はその才能で何をなすかが問題でしょう

彼女はその才能でご自身の人気を得る事には成功していますが、政治的にはたして効果的な能力の使い方をしているか疑問です

この方が今後も危機の時代の東京を率いていくとなると、はたしてどうなっていくか不安になるところがあります

都民には正しい判断を下していただきたいものですね

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