2020年9月21日月曜日

中国で不動産バブルが弾け中!?


中国の不動産市場では在庫の投げ売りが行われていて、全国的に3割引きで売られていると言われます

中国経済の好調さには、不動産のバブルも要因としてあります

日本でもかつて土地神話と言って、土地は有限で地価は下がらないから、持っていたら必ず上がると信じられていました

それで80年代のバブルと言われる好景気が起こったのですが、その後は弾けてしまっています

以前にも何度か取り上げたことはありますが、中国でも不動産のバブルが起こっており、マンションなどが年々上昇するため、持っていると大儲けしていました

そのため無理な融資を受けてでも不動産を買い、投機目的で購入する人が多くいたわけです

中国の各地には、人の住まない鬼城と言われるゴーストタウンが出来上がってしまいました

永遠に価格が上がるなら成り立つシステムですが、いずれは弾けるものです

香港の大富豪で有名な李嘉誠という方がいますが、彼はすでに上海と成都で二大プロジェクトを売却し、現在は北京と上海の不動産の売却を準備中とのことです

中国不動産業界の重鎮の潘石屹氏も資産の売却を進めていると言われます

こうした中国の不動産価格の下落には、香港問題も関係しています

もともと中国は香港を経由して外国資本が流れ込んでいたため、不動産の上昇もありました

それが香港の民主化運動の弾圧により、金の卵を産むガチョウを潰してしまったのです

香港でドル建て債券で資金調達していたのが難しくなり、バブルが崩壊しつつあります

いずれにしてもバブルはいつか弾けるものです

関連記事


0 件のコメント:

コメントを投稿