2020年9月7日月曜日

中国で食糧不足が深刻化し配給制度が復活する!?


中国の陝西省西安市では食料の緊急供給所が突如として現れ、ネットでは昔の配給制度が復活するのではないかと憶測が飛び交っています



当ブログでは以前より指摘していますように、中国では深刻な食糧不足が進行しています

中南部の洪水や、北部での干ばつ、そしてバッタの大量発生、さらには昨年から続くアフリカ豚コレラによって、中国の食料生産は打撃を受けています

先日も中国では残飯禁止令が出されており、食料危機が深刻化していることを示しています

習近平国家主席も、9月1日の放送された会議の演説で「食糧安全保障を最優先課題にする必要がある」と述べています

つまり中国ではそうとう食料に困ってきているという事です

中国当局の公式発表では、今年も豊作とのことですが、信じる人はどれだけいるでしょう

こうした食糧危機がささやかれる中国で、食料の緊急供給所がいきなり現れたり、また一部の地方都市ではすでに「糧票」という食糧の配給を受けるための切符が発行されているとして、ネット上に投稿されたといいます

中国ではかつて食料を国民に配給する制度があり、「糧票」によって米や小麦を購入することが出来ましたが、すでに1993年に廃止されています

この配給制度が復活するのではないかと憶測されているのです

米ラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、投稿された糧票には「中国糧食供応銷售(供給販売)局」「1市斤(500グラム)」と記されていたそうです

また、糧票にはバーコードとQRコードもあってスマートフォンでQRコードを読み取ると、「電子糧票の専用電子機器でこのQRコードをお読み取りください」との表示が出たといいます

中国では深刻な食糧不足から、食料の配給制度が復活する可能性が出てきています

山西省運城にある個人の穀物店や石油店は閉店させられたと報じられ、さらに北京にも国有の指定穀物店が登場したとネットにアップされています

中国は自由経済を推し進めてきましたが、ここへきて昔の計画経済へと戻る可能性が出てきています

食料や燃料などが国有となり、国民に配給していく制度となっていくと思われます

巨大な人口を抱える中国の食糧不足は対岸の火事で済まず、日本や各国を混乱に陥らせる可能性があります

日本でもお米が大量に持っていかれたら、戦時中のように配給制度が復活してくるかも知れません

そうならないように日本の食を守るように動かなくてはならないでしょう

関連記事


2 件のコメント:

  1. とうとう飢え始めたか。
    侵略で食糧確保が一番恐ろしい。

    返信削除
  2. 玄米を追加注文しました。(酵素玄米にしたり、家庭用精米機で胚芽米にしたりして食べています)
    新米が出たら更に買い足そうと思います。
    まず自分の身は自分で守らねば、、

    返信削除